レッドブル・レーシングが、新たなスポーティングディレクターにクリスチャン・ホーナーを指名したと発表した。
　レッドブルは昨年11月にジャガーを買収した際、ジャガーの主要スタッフをそのままキープする意向を唱えていた。だが結局、トニー・パーネルとデイビッド・ピッチワースはチームを離脱しており、ホーナーは、これから発表されるテクニカルディレクターとともにチームの指揮にあたることになった。
　ホーナーは、ジョーダンF1チームの買収候補の1人として見られているが、いまのところチーム代表のエディー・ジョーダンと売却合意に至ることができなかったと言われている。
　ホーナーがレッドブルチームの幹部の1人として契約を結んだことにより、デイビッド・クルサードとコンビを組むセカンドドライバーについて、ビタントニオ・リウッツィの可能性も高まってきた。
　レッドブルは先日、リウッツィとクリスチャン・クリエンと1年契約を結んだと発表したが、どちらが正ドライバーを務めるのかということについては、正式な発表がない。
　クリエンは2004年、ジャガーのドライバーを務め、一定の評価を得ている。一方のリウッツィは2004年、ホーナーが代表を務めるアーデン・インターナショナルチームでF3000タイトルを手にした。

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