ミカ・ハッキネン復帰の噂はいまだになくなっていないとitv.comが報じている。
　今年前半、2度のタイトルに輝いたハッキネンがウイリアムズからF1に復帰するとの噂が流れていたが、ウイリアムズがバトン獲得に動いたことにより否定されていた。しかし、契約承認委員会の裁定によってバトンがBAR残留を余儀なくされたことで、再びこの噂が浮上する事になった。
　ウイリアムズのテクニカル・ディレクター、パトリック・ヘッドはオートスポーツ誌に対して次のように語っている。「3シーズンもの間、F1から離れていたハッキネンとの契約にはリスクがつきまとうが、ミハエルを2度も止められたのは彼しかいない。」
　ウイリアムズはマーク・ウエバーのチームメイトとしてハッキネンを迎えるのは良い考えだと感じているようだ。ウエバーは、評価こそ高いがトップレベルでの経験は無い。
　ヘッドは更にこう続ける。「マークはドライバーとして成功を収めるだろうが、最高位がミナルディ時代の5位どまりだというのも事実だ。」「マークのパートナーとして誰が相応しいのか考える必要がある。」
　現在さかんにウイリアムズへの再加入を狙っている、デイビッド・クルサードも候補に挙がっているが、これに対してヘッドはアントニオ・ピッツツォニアの方がふさわしいだろうと言及している。

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