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BAR、ギヤボックスでシムズ・メダルを受賞

2004年10月28日

 BARホンダF1チームは、カーボンファイバー・ギヤボックスの開発に関し、ロイヤル・オートモービル・クラブ(RAC)から2004年度シムズ・メダルを受賞した。
 この賞は、RACの創設者で英国自動車の父、フレデリック・シムズ氏にちなんで制定されたもので、“冒険心に溢れた個人、あるいは小企業による自動車革新への純粋なる寄与”を表彰して贈られる。
 BARホンダが初めてカーボンファイバー・ギヤボックスを使い始めたチームというわけではないが、マシンのリヤ部分全体のデザインにギヤボックスを完璧な形で統合させたのは同チームが初めてといえる。RACの自動車技術委員会は、1年間を通しての好結果、そしてそのギヤボックスの開発作業を評価し、BARが他者よりも2年先を進んでいると判断した。
 自動車工業リサーチ協会(MIRA)のマネージング・ディレクターで、同委員会のチェアマンであるジョン・ウッドは、他チームが失敗している分野で、BARは見事に成功を収めたと確信している。
「成功したF1のデザインの中に、エンジニアは、理想を求める中で最新技術を活用するための新しい道筋をしばしば見つけ出す」とウッド。「求めるところから最大限のものを引き出す必要性は十分に理解できる。それゆえできるだけ軽量化を図ったギヤボックス構造を作り出したいという情熱が生まれるのだ。多数のチームがカーボンファイバー・ギヤボックスに挑戦してきたが、それをBARホンダ内部の熱心で小さなチームが成し遂げ、注目に値する成功を収めた」
 BARの副テクニカル・ディレクター、 ゲイリー・サベージが授賞式に出席し、この受賞に関わる全てのメンバーが喜んでいると語った。
「BARホンダF1チームを代表して、シムズ・メダルを受け取ることができて、とてもうれしい」とサベージは述べた。「チームの熱心なスタッフは、現在のようなカーボンファイバー・ギヤボックスを実現化するまで、調査研究と開発に1年を要した。我々は今年のマシン、BARホンダ006の実績と信頼性を、大変誇りに思っている。また、来季に向けて、さらなる小型化および軽量化したギヤボックスを開発せんと、現在も努力を続けている」




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