[TOYOTA]今季最終戦へと僅差の予選タイムアタック
2004年10月24日
F1世界選手権第18戦ブラジルGPの公式練習3回目と4回目に続き、公式予選が行われた。
通常のF1GPよりも1時間早く、午前8時から行われた公式練習3回目は、セッション5分後に、コース内に犬が進入するという珍事で、一時赤旗中断。45分間の予定が、都合20分間に短縮されて行われた。この公式練習3回目では、ヤルノ・トゥルーリが、1分12秒263で11番手。リカルド・ゾンタが1分13秒025で15番手。午前9時15分から45分間の予定で行われた公式練習4回目は、セッション終了2分前にM.シューマッハー(フェラーリ)のクラッシュから赤旗中断で終了。リカルド・ゾンタが1分11秒688で14番手。ヤルノ・トゥルーリが、1分11秒711で15番手となり、午後の予選へと臨むことになった。
午後12時から行われた公式予選1回目は、薄曇のはっきりしない空模様の下、気温28度、路面温度42度、湿度55%のコンディションで始められた。前戦日本GPの決勝レース成績順で、11番目にコースインしたヤルノ・トゥルーリは1分10秒478で10番手。前戦日本GPで勇退したオリビエ・パニスに替わり母国GPへの出場となったリカルド・ゾンタは、20番目にコースインし、1分11秒315で15番手。その後、午後1時から行われた決勝グリッドを決める予選2回目は、予選1回目の計測タイムの逆順でタイムアタック。6番目にコースインしたリカルド・ゾンタは、1分11秒974で予選15番手。その後11番目にコースインしたヤルノ・トゥルーリは、1分11秒483を記録し予選10番手となった。しかし、予選8番手となったM.シューマッハー(フェラーリ)がエンジンの交換をしたために、競技規則から明日の決勝スターティンググリッドが18番手となり、ヤルノ・トゥルーリが9番手グリッドから、リカルド・ゾンタは14番手グリッドから決勝レースへ挑むこととなった。
マイク・ガスコイン シャシー部門 テクニカルディレクター
「複雑な予選となった。リカルド・ゾンタは、両方の予選セッション共にアンダーステアに見舞われ、燃料搭載状態でも改善出来なかった。しかし、ヤルノ・トゥルーリは、バランスにも恵まれ、予選トップ10に食い込んでくれた。我々は、ロングランの手応えからも、戦闘力を発揮出来るはずだ。選手権ポイントの順位を上げるためにも、明日の決勝レースでは、ポイントを獲得せねばならず、それが可能だと確信している」
高橋敬三 技術コーディネーション担当ディレクター
「非常に僅差の予選となったが、ヤルノ・トゥルーリは、全力でミス無くタイムアタックし、トップ10に入ってくれた。リカルド・ゾンタは、多少アンダーステア気味で、タイムを若干ロスしたが、決勝レースでは、十分に戦えるタイム差といえる。明日は、ロングランのセットアップも万全なので、2台共にポイントを獲得して、シーズンを悔いなく締めくくりたい」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |