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[TOYOTA]特別な思いを込めて

2004年10月5日

2004年10月5日(火)(日本・鈴鹿発)

 パナソニック・トヨタ・レーシングは、大きな話題と注目を集めて、F1世界選手権第17戦日本GPへと臨むこととなった。急遽、10月1日に日本GPへの出場が発表されたヤルノ・トゥルーリとオリビエ・パニスの2人は、直後の10月3日には、東京・臨海副都心のMEGAWEBで行われた「F1日本GP直前スペシャル走行イベントinMEGAWEB」に来日。あいにくの雨の中、応援に駆けつけたファン、2500人を前にトークショーで日本GPへの熱い思いを語り、馴染みの深い鈴鹿サーキットへと乗り込んだ。

ヤルノ・トゥルーリ:カーナンバー16
「今季残り2戦となった日本GPとブラジルGPにパナソニック・トヨタ・レーシングの一員として出場することになったのは、私にとって、とても大きな挑戦ともいえる。ただ、かつてないやる気に満ちている。この3週間で4日のテストを行い、トヨタTF104に馴染むとともに、新しいチームに身を置くことが出来た。そして、トヨタのホームグランプリでもある日本GPでパナソニック・トヨタ・レーシングのドライバーとしてデビュー出来ることを喜んでいる。チームが2005年シーズンへと準備を進める上において、私が今年残りの2戦へと出場出来ることで、さらなる改善へと役に立てることと思う。また、日本GPは、いつも、大勢のファンが温かく歓迎をしてくれる、私にとって特別なレースでもある」

オリビエ・パニス:カーナンバー17
「鈴鹿サーキットは、高速で、F1GPの行われるサーキットの中でも、好みの一つといえる。我々の日本GPへの1週間は、MEGAWEBで行われたTF104のデモ走行で始まったが、当日は、大雨にも関わらず、多くのファンが待ち受けてくれて、その中で“ドーナッツ・ターン”やパフォーマンスを披露することが出来て、本当に嬉しかった。今までも、日本でトヨタのファンを前にレースを楽しんできたが、今年は、最後のF1GP出場となるだけに、感慨深い。ただ、F1GPの第一線は退くものの、新たに、サード・ドライバーとしてパナソニック・トヨタ・レーシングの未来に大きく貢献出来るし、ヤルノ・トゥルーリが加わってくれたことで、共に来シーズンへと邁進出来る。彼は、かつてチームメイトだったこともあり、気心も知れており、とても上手く仕事がはかどるはずだ。とにかく、今週末は、ポイントを獲得して、私のレース活動に一区切りをつけたいと望んでいる」


ライアン・ブリスコ:カーナンバー38
「今シーズンの残り2レースとなった、パナソニック・トヨタ・レーシングのサード・ドライバーとしての役割をやり遂げることに集中している。サード・ドライバーとしてデビューしたハンガリーGP以来、着実に役割を果たすことが出来たことに満足している。日本は間違いなく特別なGPになる。それはトヨタのホームGPだというだけでなく、我々にとって50戦目でもあるからだ。私は、トヨタのF1プログラムの初期からチームに加わっており、この記念すべきGPは、私個人にとっても特別なものであると共に、チームの一員でいられることを誇りに思っている。これまで、鈴鹿サーキットを走った経験はないが、エキサイティングなコースだと聞いており、金曜日が待ち遠しい」

冨田 務:TMG会長 兼 チーム代表
「パナソニック・トヨタ・レーシングがF1に参戦して3年目を終えようとしているが、この週末行われる鈴鹿での日本GPは、我々の記念すべき50戦目となる。時が過ぎるのは信じられないほど速いが、この短期間に、我々は、全てのオペレーションで成熟し、また、そう遠くないうちに我々がトップチームとの差を埋められると確信している。来シーズンへの準備という意味でも、シーズン終盤の2戦でヤルノ・トゥルーリがパナソニック・トヨタ・レーシングでドライブしてくれることになったことを嬉しく思っている。彼がレース及びテストで貢献してくれるであろう成果は、2005年シーズンへ向けて大きなアドバンテージとなるはずだ。もちろん、日本GPはトヨタにとってホームレースであり、地元ファンの多くの応援を受けることになるので、そのファンの前で、2台揃って好成績を祝えることを期待している。オリビエ・パニスにとって最後のF1GPであり、同時にヤルノ・トゥルーリがトヨタのドライバーとしてデビューするにあたってこれ以上の舞台はないと思う」


レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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予選 結果 / レポート
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