[Honda]バトンが3位表彰台、佐藤も4位入賞
2004年9月13日
イタリアGP決勝レースで、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンが3位表彰台。佐藤琢磨も4位入賞を果たし、今季5回目のダブル入賞となった。コンストラクターズ選手権ではルノーを追い越し、チームは待望の2位にポジションアップした。
決勝当日のモンツァは朝から雨。このまま行けば、フルウェットのレースになると思われていた。ところが昼過ぎに雨が止み、サーキット上空は前日までのような強い日差しが射し始める。路面は次第に乾いて行き、ホームストレートはほぼドライに。ただし木立に囲まれたコース部分には、まだ水しぶきの上がる場所もある。タイヤ選択が非常に難しいコンディションの下、スタート時間の午後2時を迎えた。
ポールポジションのR・バリチェロ(フェラーリ)ら4台を除き、B・A・R Honda勢を含む多くのマシンがドライタイヤを選択。2列目グリッドのM・シューマッハ(フェラーリ)がスタートで出遅れ、さらに第2シケインでスピンし、15番手まで後退する。B・A・R Honda勢は、バトンが佐藤を抜いて、5番手に。佐藤は2周目にF・マッサ(ザウバー)にパスされて、7番手に後退してしまうが、次の周で抜き返し、6番手に復帰した。
5周目までに路面はほぼドライとなり、この周にトップを走るバリチェロが最初のピットイン。F・アロンソ(ルノー)が首位に立ち、K・ライコネン(マクラーレン)、JP・モントーヤ(ウィリアムズ)を抜いたバトンが2番手で続く。10周目にはそのアロンソもピットインし、バトンがトップ。佐藤も4番手にポジションアップした。上位4台は、ほぼ同じペースで周回を重ねている。
13周目。モントーヤ、佐藤、ライコネンら上位ドライバーが、次々にピットへ。続いてトップのバトンが14周目にピットイン。コースに復帰直後の1コーナーで、M・シューマッハとアロンソの猛追をしのぎ、首位をキープする。3番手にいたライコネンのマシンは、ピットで白煙を吹き、そのままリタイアとなった。
ほぼ全員が1回目のピットインを終えた20周目。バトンは依然トップを快走する。佐藤は5番手でバリチェロを追い上げる。バトンから佐藤までの5人のタイム差は10秒と、近年まれに見る接戦となっている。その差は25周目には、8秒を切った。佐藤は1分23秒台前半のペースで、順調に周回を重ねている。一方首位のバトンとアロンソの差は、25周目には1秒まで縮まった。アロンソのすぐ後ろにはモントーヤが迫り、3台はほぼ一団となって、トップ争いを繰り広げている。
29周目。バリチェロがピットインし、佐藤は4番手。ここからペースをさらに上げて、1分22秒台を連発する。3番手のモントーヤとの差は、4秒2。トップのバトンとも、6秒あまりしかない。しかし佐藤の背後には2台のフェラーリが迫っている。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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