バリチェロ、フェラーリの聖地モンツァでポール獲得!
2004年9月11日
F1イタリアGPは予選が行われ、地元フェラーリのルーベンス・バリチェロが2番手をコンマ5秒引き離し、ポールポジションを獲得した。
土曜日午後1時からの予選1回目の天候は晴れ、気温25度、路面温度35度というコンディションになった。最初のアタッカーとなったベルギー・グランプリの勝者、キミ・ライコネンは最高速360・3km/hをマークし、1分20秒501でコントロールラインを通過する。
大歓声に包まれながら登場したミハエル・シューマッハーは、セクター2最速ながら第1シケインでややリヤが滑り、ライコネンの0.027秒遅れ。続くルーベンス・バリチェロはセクター2、3最速だが、やはり0.051秒遅れて3番手となった。
4番手アタックのフェリペ・マッサはライコネンの0.070秒落ちの4番手タイム。ここまでは超僅差。さらに、地元で燃えるジャンカルロ・フィジケラは364.2km/hの最高速をマークし、セクター2、3でトップタイム。1分20秒357でライコネンに0.144秒差をつけトップに浮上してみせた。
前戦で初ポイントを獲得したクリスチャン・クリエンは1.747秒の大差で6番手止まり。続くデイビッド・クルサードはセクター1、2最速だったが、フィジケラにわずかに届かず。オリビエ・パニスはパラボリカが遅い。
ヤルノ・トゥルーリはセクター1最速ながら、タイムが伸びない。続くリカルド・ゾンタは最高速が10km/h以上低く、クリエン、パニスを上回ったのみで終わった。
11番手アタックのニック・ハイドフェルドは、第1シケイン立ち上がりでトラブルに見舞われ、スロー走行に。その後再加速するもピットインし、ノータイムに終わった。
次のアタッカー、ファン−パブロ・モントーヤはそのハイドフェルドを抜いてのタイムアタック。セクター2、3最速で、1分19秒525という驚異的なタイムでフィジケラに0.832秒差をつけトップに浮上。さらに、続くアントニオ・ピッツォニアはセクター1最速。モントーヤの0.146秒落ちの2番手に浮上してきた。
このウイリアムズ勢に続き、BAR勢も速い。14番手アタッカーのジェンソン・バトンはモントーヤの0.331秒落ちの3番手に浮上する。ゾイト・バウムガルトナーを挟み、16番手フェルナンド・アロンソはセクター1最速で4番手へ。マーク・ウエーバーに続いてアタックした佐藤琢磨は全区間うまくまとめ、縁石乗り越えも姿勢よく、バトンを下して3番手に入ってみせた。
19番手ジャンマリア・ブルーニ、ラストのジョルジョ・パンターノも無事アタックを終えて、予選1回目が終了。各区間タイム最速はセクター1がアロンソ。2、3が暫定トップのモントーヤとなった。終了時午後1時40分の気温は26度、路面温度は34度だった。
14時からの予選2回目は、気温26度、路面温度36度というコンディションでスタート。まずは予選1回目で失速したハイドフェルドが無事アタック。続くバウムガルトナーは第1シケインをカットしたため、記録したタイムが審議対象となる。チームメイトのブルーニはそのタイムに若干後れを取った。
4番手パンターノは、アスカリ・シケインで飛び出しハイドフェルドにはおよばず。続くパニスはさすがに各区間トップタイムだが、ハイドフェルドより0.460秒しか速くない。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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