ジャンマリア・ブルーニが、ミナルディは来季「かなり前進するだろう」という見解を示した。
　今シーズン、ミナルディからＦ１デビューを飾ったブルーニは、来季も引き続きミナルディでＦ１のドライブを続けたいと考えている。
　ブルーニは木曜日のＦＩＡプレスカンファレンスで次のように語った。「僕たちは来年、きっとかなりの前進を果たすだろう。今よりかなり素晴らしいエンジンを手に入れるし、マシンもすっかり新しくなる。テストもこれまで以上に行う予定だ。ミナルディはきっと進化するはずだ。もちろん、今はチームの中に知らないスタッフやエンジニアは１人もいない。僕が来季も彼らといっしょに仕事を続ければ、きっと進歩するだろう」
　ブルーニは、今シーズンを振り返り、タフなレースが続いているが個人的には満足のいく結果を幾度か残すことができたと語った。「周知の通り、ミナルディはなかなかレースらしいレースができない。いつも青旗に気をつけながら、速いマシンに道を譲ることに気を配っていなければならないからね。いつもとても難しいレースを強いられる。予選では時々いい結果が出るけれど、レースになると苦心する。いつもミラーを見て他のドライバーたちに道を譲らねばならないんだからね。それでも、マレーシアとブダペストではいいレースができたと思う。また、スパでの予選もよかったと思う。今のチームの力からすれば、かなり速く走ることができた。ジョーダンのマシンについては１台抑えることができたし、あとの１台にも肉迫する走りができた。とても嬉しかったよ。とはいえ、レースではいつものことながら、６００ｍ離されてのフィニッシュとなり、あまり上手くいかなかった。しかし、マレーシアの決勝ではとてもいい走りができたし、ブダペストは僕がレース経験のあるサーキットだったのベストを尽くすことができた」
　ブルーニは、将来についてどんなプランを持っているのだろうか？「目標としては、来年もチームに残って自分の力を示していきたいと考えている。今年、僕は小さなことばかりだが色々と力を見せることができた。多くを見せるには、さすがにいいマシンでなければなかなか難しいね。しかし、来季はきっといいマシンに乗っているはずさ」

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