フォーミュラワングループがレース放映権に関しての影響力を強めるようだと最近F1業界で噂になっている。
　Grandprix.comが報じる所によると、これによってテレビの画面は、FOM代表のバーニー・エクレストン配下のディレクターに委ねられ、レースの重要な部分を理解したTVクルーによって映し出されるので、これまでのように地元のヒーローや、トップを走行中のマシンのみを単純に追いかけることがなくなるだろう。
　また、FOMは来年度においてオーストラリア、マレーシア、バーレーン、トルコ、そしてベルギーでの放映権を取得するようだ。現在でも既にカナダ、アメリカ、フランスやイギリスでの放映権を手中にしている。ところが、これら全てのサーキットでレースが行われるとは保証されているわけではなく、年間19レースになることも合意に至っていない。なぜならば、チーム側としては1戦増やすなら、それなりの報酬を得る事を要求するだろうし、逆にイギリスGPとフランスGPは、その開催自体が危ぶまれているという状況だからである。

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