F速

  • 会員登録
  • ログイン

イタリアGPプレビュー:BARホンダ

2004年9月6日

 ラッキーストライクBARホンダが次に向かうのは、F1世界選手権第15戦。イタリアのモータースポーツにとって心の故郷ともいうべき、伝説的なサーキット、アウトドローモ・ナツィオナーレ・モンツァだ。ミラノの郊外にあるモンツァは、F1カレンダーの中で、最も高速の一戦だ。長い高速ストレートの間にタイトなシケインが点在し、一周の最後に来るのは、流れるように高速でカーブする、有名なパラボリカ・コーナーだ。このサーキットは、非常にスムーズな路面を持つ低ダウンフォースのコースであり、ドライバーたちは、一周の70%以上でアクセルを全開にする必要がある。チームは、モンツァの準備のために頑張って働いてきた。先週は3日間にわたり、このサーキットで、レギュラードライバー2人に第3ドライバーまで加えて、3台体制でテストを行った。チームは、空力やエンジンのテスト、ミシュランと共に集中的なタイヤ評価をするなど、マシンの全領域にわたって総合的な開発作業を遂行した。バトンは次のように語っている。「モンツァでレースをするのが楽しみだ。レースの週末の間じゅう、雰囲気はいつも素晴らしい。モンツァはローダウンフォースのサーキットだし、ウチのマシンはこのコースでよく走ってくれるはずだ。僕らの主目標は、ルノーの前でフィニッシュし、コンストラクターズ選手権2位の座に近づくために、できる限りのポイントを手に入れることだよ」


 佐藤琢磨は次のように語る。「この前のスパでは完走できなくて、もちろんフラストレーションを感じたし、だからこそ、僕らはイタリアGPをすごく楽しみにしているんだ。夏のテスト禁止期間の後で、モンツァに戻れるのは嬉しいし、僕らはマシンに関して、かなりポジティブなフィードバックを得ている。モンツァは歴史的なサーキットで、時速360kmに達する唯一のコースだ。ここは、ロングストレートとシケインからできているサーキットだ。シケインではかなり縁石を使う必要があって、ダウンフォースが少ないから十分なメカニカルグリップが必要なんだ。オーバーテイクのチャンスはほとんどないので、ブレーキの安定性がとても重要になる。高速でチャレンジングなコーナーはないけれど、モンツァはいつもエキサイティングなレースになるから、あそこでレースできるのが本当に楽しみだよ」


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号