F速

  • 会員登録
  • ログイン

FIA会長、メルセデスのアルピーヌ株式取得を禁止する可能性を示唆「2チーム所有は正しい方法ではない」

2026年5月15日

 FIA(国際自動車連盟)の会長であるモハメド・ビン・スライエムは、メルセデスがBWTアルピーヌF1チームの株式のかなりの部分を取得する取引を阻止する可能性があることを示唆した。


 投資グループ『Otro Capital(オトロ・キャピタル)』が保有するアルピーヌF1チームの株式の24%が売りに出されており、複数の企業が買収に関心を示していることは周知の事実だ。オラクル・レッドブル・レーシングの前チーム代表のクリスチャン・ホーナーはそのひとりで、伝えられるところによると、年間1億米ドル(約158億4414万円)のスポンサーシップパッケージを保証できる支援者らがいるという。最近では、メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのトト・ウォルフ代表が、メルセデスが入札に関心を持っていることを認めたが、彼自身が投資を検討しているわけではないと否定した。

2025年F1第8戦モナコGP クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)
レッドブルのチーム代表を務めたクリスチャン・ホーナー。2025年のイギリスGP終了後にチームを離れた

 レッドブルがジュニアチームを売却し、F1チームの二重所有を回避する方法を模索する活発な議論が行われている今、メルセデスがアルピーヌの少数株を取得することを許すのはほとんど意味がない。マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンはその計画に強く反対しており、ブラウンはFIA会長という強力な味方を見つけたようで、「我々は、それが可能かどうか、許可されているかどうか、そしてスポーツにとって正しいことなのかどうかを調査するために人員を配置した」と述べた。


「スポーツ面と呼ばれるものがある。もし我々がスポーツ精神を失ったら、このスポーツへの支持はなくなるだろう。私自身は100%支持しない」


 ビン・スライエムは「誰がその株式に興味がないというのか? 誰もが持っているではないか」と語った。そしてレッドブルの二重所有継続の可能性をわずかに示唆し、「正当な理由がある限り……なぜ(二重所有は)だめなのか。しかし、その正当な理由とは何なのか?」と問いかけた。


「他者に奪われたくないから、あるいは規則に関する投票時にさらなる票を得ようとしているのでなければ、おそらく(二重所有は)問題ないだろう」


「2チームを所有することは正しい方法ではないと私は考えている。これは私の個人的な見解だが、複雑な問題なので調査しているところだ」

FIAのモハメド・ビン・スライエム会長
2026年F1第4戦マイアミGP FIAのモハメド・ビン・スライエム会長(右から3番目)

 他のチームもメルセデスの動きを阻止しようとするのは明らかだ。2チームを支配すれば、メルセデスは自らが同意しないレギュレーションの変更を阻止できる非常に有利な立場に立つことになるからだ。


 それと同時にメルセデスは、レッドブルがビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームの株式売却を受け入れられるような解決策を模索している。レッドブルとの合意には、レッドブル・パワートレインズがレーシングブルズに長期間エンジンを供給し続けること、レーシングブルズがレッドブル・レーシングから技術を購入し続けること、そして少なくともレッドブルが支援する若手ドライバーを当面の間起用し続けることといった保証が含まれる必要があるだろう。それに加えて、20億米ドル(約3168億8298万円)を下回ることはないであろう巨額の買収金が、レッドブルが売却を受け入れるのに十分な条件となるかもしれない。


 しかしこれほど多くの制約が将来のオーナーには課せられるため、このような多くの条件がついた取引に興味を示す人を見つけるのは難しいだろう。



(Text : GrandPrix.com)


レース

5/2(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/3(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/4(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ100
2位ジョージ・ラッセル80
3位シャルル・ルクレール59
4位ランド・ノリス51
5位ルイス・ハミルトン51
6位オスカー・ピアストリ43
7位マックス・フェルスタッペン26
8位オリバー・ベアマン17
9位ピエール・ガスリー16
10位リアム・ローソン10

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム180
2位スクーデリア・フェラーリHP110
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム94
4位オラクル・レッドブル・レーシング30
5位BWTアルピーヌF1チーム23
6位TGRハースF1チーム18
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム14
8位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム5
9位アウディ・レボリュートF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 6/14
第8戦オーストリアGP 6/28
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号