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アルピーヌ&ガスリーがF1雨用タイヤテストを実施。マニ・クールで900kmを走行

2026年5月15日

 F1タイヤサプライヤーのピレリが、5月12日と13日の2日間にわたり、フランスのマニ・クール・サーキットで2027年に向けたウエットタイヤ開発テストを行った。走行を担当したのは、アルピーヌのピエール・ガスリーだった。

 インターミディエイトタイヤについては、ここ数年で大きな進歩が遂げられているが、フルウエットタイヤは、2025年まで実際に使用される機会がほとんどなかった。フルウエットが装着されるのは、セーフティカー先導でスタートし、路面がすぐには乾きそうにないような例外的コンディションに限られており、通常は本格的なレースが始まるとすぐに交換されるからだ。


 ピレリは、新たなコンストラクションとコンパウンドの開発に特化した集中的なプログラムを編成した。今回はアルピーヌとガスリーが、マニ・クールでその任務を担った。天候は、ピレリが想定していたよりもはるかに良好であったため、サーキット全体に均一な水量を確保するため、コースの自動散水システムを使用する必要があった。当然ながら、レーシングラインは短時間で乾いてしまい、各スティント終了後には散水作業を何度も繰り返さなければならず、そのたびにガスリーはかなり長い待機時間を強いられた。それでも彼は、2日間のテストで約900kmを走破した。

ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
2026年F1第4戦マイアミGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

 テスト初日には、マシンセットアップのためにスリックタイヤで短い走行を実施。その後、ピレリが開発中の複数仕様のフルウエットタイヤのテストに集中した。ガスリーは合計101周を走行し、ベストタイムは1分37秒816だった。翌日、焦点はインターミディエイトタイヤの開発作業へと移った。


 テスト2日目、ガスリーは午前中にフルウエットタイヤの評価を行った後に、午後には複数の仕様のインターミディエイトタイヤのテストを実施。ガスリーは103周を走破し、ベストタイムはインターミディエイトでの1分31秒457だった。2日間の総走行距離900kmを通して、ピレリは大量のデータを集中することができた。


 次回タイヤ開発テストは、バルセロナ・カタルーニャGP終了後の6月16日と17日に同サーキットで行われる予定で、スリックタイヤの開発に焦点が当てられる。



(GrandPrix.com)


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