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デンマークが再びF1開催に関心を示す。約942億円を投資する全長6kmの最新鋭サーキット建設計画も明らかに
2026年5月14日
コペンハーゲン市街地でのグランプリ開催計画が頓挫し、ザントフォールトがオランダGP復活の打診を受けてから7年が経過した今、デンマークのF1への関心が再び高まっているようだ。現在、デンマーク国内に最新鋭のサーキットを建設する計画があり、ドイツとの国境に隣接するパドボルグという場所に全長約6kmのサーキットを作るため、推定5億1000万ユーロ(約942億8676万円)の投資が発表された。
この投資は、デンマーク最大の製薬企業のひとつである『Novo Nordisk(ノボ・ノルディスク)』を経営する一族によるものとみられている。ノボ・ノルディスクはプロの自転車競技チーム『チーム・ノボ・ノルディスク』に全額出資するなど、スポーツに深く関わっている。なおこの自転車競技チームは、所属選手全員が1型糖尿病の患者であり、ノボ・ノルディスクが開発、製造した薬による治療を受けているという独特の一面を持つことでも有名だ。
ノボ・ノルディスクはこのプロジェクトには関与しておらず、投資はそのオーナーであるソーレンセン家によるものだと考えられているが、すでにデンマークのメディアに公開されているこのプロジェクトには、野心的な計画が十分に盛り込まれている。プロモーターが「デンマーク・サーキット」と呼ぶこのコースは、現段階では完成予想図しか公開されていないが、国際基準を満たす近代的なモータースポーツ施設を建設し、長期的にはF1を含む主要な選手権をデンマークに誘致することを目指している。
全長6.006kmという計画の非常に長いこのコースには、18のコーナーと、約10万人分の観客席が設置される予定だ。その他にも多く計画があり、ゴーカートやモトクロスのコース、ホテル、会議場、そしてモータースポーツや交通安全に関連する様々な施設が含まれる。
ただしデンマークの情報筋によると、これらの計画はまだかなり初期の段階であり、プロモーターはサーキットを建設する予定の土地すら購入していない。このプロジェクトの発表は、本格的な資金投入に先立ち、注目を集めて、公的資金やファンの支持を得るための試みのようだ。
またこのサーキットが、デンマークの首都コペンハーゲンから300km以上、またドイツ北部の都市ハンブルクからも200km以上離れた場所に建設予定だという事実は、この構想が、アメリカ人が「デスティネーション・シティ」と呼ぶような都市でのレース開催を目指すF1の目標とは相容れないことを意味する。近年F1はマイアミ、ラスベガス、そして今年からマドリードをグランプリの開催地に加えており、アルゼンチンのブエノスアイレスも契約間近だと言われている。これらはいずれもパドボルグとは異なる大都市だ。
そうは言っても計画は発表されたので、これが実現するのか、あるいは地元の実業家や政治家による単なる夢物語に終わるのかがはっきりするのは、時間の問題だろう。


(Text : GrandPrix.com)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 100 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 80 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
| 4位 | ランド・ノリス | 51 |
| 5位 | ルイス・ハミルトン | 51 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 43 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 26 |
| 8位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 16 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 180 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 110 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 94 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 30 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 23 |
| 6位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 5 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


