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「この勝利をザナルディに捧げる」アントネッリが大規模アップデートなしにポール・トゥ・ウイン、同郷のヒーローを偲ぶ
2026年5月4日
2026年F1マイアミGP決勝で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは3連勝を達成、ジョージ・ラッセルは4位を獲得した。
アントネッリは、開幕戦オーストラリアで2位を獲得した後、第2戦から第4戦の中国、日本、マイアミで3戦連続でポール・トゥ・ウインを飾った。ランキングリーダーのアントネッリは、ただひとり、この4戦すべてで表彰台に上り、合計100点で選手権2位ラッセルとのギャップを20ポイントに拡大した。
アントネッリは、ポールポジションからオープニングラップでまたもやポジションを落とし、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろを走った。ルクレールと戦うものの、首位を取り戻すことができず、さらにはランド・ノリス(マクラーレン)にも抜かれて3番手に。しかし、13周目にルクレールの前に出て、2番手に上がり、26周目にタイヤ交換を行った。
首位を行くノリスがその翌周にピットに入ったところ、アントネッリの後ろに落ちてしまった。逆転に成功したアントネッリは、29周目にトップに立ち、ノリスにチャンスを与えることなく、3.264秒差で勝利をつかんだ。

ラッセルは5番グリッドからポジションを守り、3周目にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)をかわして4番手に。しかし12周目に抜き返され、5番手に戻った後、20周目にピットイン。セカンドスティントを12番手から開始したが、後からタイヤ交換に入ったルクレールとピアストリの前に出ることに成功した。しかし31周目にはルクレールに、35周目にはピアストリにコース上で抜かれ、終盤まで6番手を走行。最後の2周で、タイヤが古いマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、スピンを喫したルクレールの前に出て、ラッセルは4位をつかんだ。
マイアミの週末、メルセデスは直近のライバルたちと異なり、大きなアップグレードは入れていないが、4戦4勝を飾ることに成功した。

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
決勝=1位(57周/57周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「決して簡単なレースではなかったが、勝利を持ち帰ることができて本当にうれしい。スタートはスプリントほど悪くはなかったけれど、それでもポジションをひとつ落とした。その後、セーフティカー前にランドにも抜かれたが、そこから巻き返すことができた」
「ペースは良く、上位のマシンについていくことができ、チームは戦略面で素晴らしい仕事をしてくれた。アンダーカットはほぼ完璧に決まり、ピットアウトしてきたマクラーレンがわずかに前に出たものの、僕のタイヤが適温に入っていたことで抜き去ることができた」
「僕たちにとって、シーズン序盤は素晴らしいものになっているけれど、浮かれるつもりはない。まだシーズンは始まったばかりで、長い一年が待っている。今、チームは懸命に働いており、信じられないほど素晴らしい仕事をしている。(ファクトリーである)ブラックリーとブリックスワースのすべてのスタッフがいるからこそ、僕たちは今、この位置に立てている。これからも努力を続け、パフォーマンスをトラックに持ち込むつもりだ。カナダでも良い週末を目指すよ」
(レース後の会見で、イタリア出身の元F1ドライバーで、最近死去したアレックス・ザナルディについて、「同じボローニャ出身だが、今日、彼のことを思い浮かべた瞬間はあるか」と聞かれ)「もちろんだ。このレース、この勝利はアレックスのものだと思っている。彼は家族ぐるみの友人でもあったので、亡くなったと聞いたときは本当に辛かった。そして今日は、彼のためにもどうしても勝ちたかった」
「彼は人生で多くの困難を経験しながらも、それを乗り越えてきた人物であり、人として大きなインスピレーションを与えてくれる存在だった。事故の後の復活の仕方は、本当に驚くべきものだった。新しい人生を築きながら成功を収め続けた姿は見事だったと思う。僕にとって彼は、決して諦めない人物として、模範的な存在だった。だから、とても悲しいニュースだ。今日の勝利を彼に捧げる」

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
決勝=4位(57周/57周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「今日は自分たちにとって厳しいレースだった。序盤は悪くなく、上位争いに加われると思っていたが、ハードタイヤではペースが足りなかった。最終スティントの終盤にいくつか変更を加え、それが改善につながったが、僕はこのサーキットがもともと得意ではなく、それが表れた形だ。それでも最後にいくつかポジションを上げることができ、結果は本来より良いものになったといえるだろう」
「キミは素晴らしい仕事をし、このマシンに勝利を争える力があることを示した。彼に祝福を送りたい。チームにとっても大きなポイントとなった」
「次戦のカナダが楽しみだ。好きなサーキットであり、これまでも好成績を残してきた。モントリオールからは夏休みまで短期間に7レースが続く。非常に重要な期間になるため、再び良い流れに乗ることを楽しみにしている」

(autosport web)
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 100 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 80 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
| 4位 | ランド・ノリス | 51 |
| 5位 | ルイス・ハミルトン | 51 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 43 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 26 |
| 8位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 16 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 180 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 110 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 94 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 30 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 23 |
| 6位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 5 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |



