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【F1マイアミGP決勝の要点】規則変更と微調整が生んだエキサイティングなレース
2026年5月4日
前戦日本GPから約1カ月のブランクを経て開催されたF1第4戦マイアミGPを、皆さんは存分に楽しんだのではないだろうか。
19歳のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が、前年王者ランド・ノリス(マクラーレン)との激闘を制し、3戦連続ポール・トゥ・ウィンを記録。敗れたノリスは2位で今季初表彰台を掴んだ。7番グリッドから3位まで追い上げたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とともに、マクラーレンの復調を強く印象づけた。そして一時は10番手まで順位を落としながら、5位まで追い上げたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も印象的だった。オーバーテイクシーンを振り返ればフェルスタッペンに限らず、至るところで繰り広げられていた。まさに、見どころ満載のエキサイティングなレースだった。
マイアミGPが面白いレースになった要因のひとつは、今回から実施されたパワーユニット(PU)の規則変更だろう。ストレートの終わりでバッテリー切れを起こして急減速してしまう。あるいはコーナリング中、蓄電の必要から昨年までのようにプッシュできない。といった、ドライバーたちの不満の声に応えるかたちで、主に電気エネルギーの回生方法について、微調整を加えた。
その効果は、間違いなく出たと言える。マイアミ・インターナショナル・オートドロームは長いストレートが2本あるが、第2戦中国GP/上海の最終区間や第3戦日本GP/鈴鹿の130R手前で起きたような、極端な電欠は見られなかった。時速50kmに達したこともあった危険な車速差も、マイアミGPではそこまで大きくなかった。

そしてもちろん、各チームが導入した大幅アップデートも見逃せない。開幕3戦はメルセデス1強状態で、まともに対抗できるのはフェラーリだけだったのが、マクラーレン、レッドブルも一気に速くなった。依然としてメルセデス優位とはいえ、トップ4チームが優勝争いを繰り広げることで、表彰台の顔ぶれは毎戦のように変わることだろう。
車体規約が今季から大きく変わったことも、好影響を与えている。重量は約30kgほど軽くなっただけだが、車体は見た目でもわかるほどスリムになった(ホイールベースは20cm、全幅は10cm縮小)。タイヤ幅も25〜30mm短縮されたことで、ドライバーからすればコースが広くなった印象を持つはず。当然、バトルシーンも増えた。
さらにグランドエフェクト効果を大きく減らしたことで、先行車の乱流の影響を受けにくくなり、かなり近づけるようになった。おかげでブーストやオーバーテイクモードもいっそう効果的に使える。ただしマイアミはフルブレーキングポイントが比較的多く、エネルギーマネージメントは決して難しいコースではなかった。アゼルバイジャンGP/バクー市街地やイタリアGP/モンツァでは、再び電欠の問題が出ることだろう。とはいえ、2026年のF1技術規則に微調整を加えたことで、F1がいっそう魅力あるものになったことは間違いない。
(取材・文 柴田久仁夫)

(Text:Kunio Shibata)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 72 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 49 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
| 5位 | ランド・ノリス | 25 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 21 |
| 7位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 8位 | ピエール・ガスリー | 15 |
| 9位 | マックス・フェルスタッペン | 12 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 135 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 90 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 46 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 16 |
| 6位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 16 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


