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セレブが集い随一の華やかさを誇るマイアミ。ハードロック・スタジアム周辺の市街地コースは毎年激戦/サーキット紹介第6回

2026年4月29日

 1年間で20以上の開催国を訪れる2026年シーズンのFIA F1世界選手権。グランプリを開催するサーキットは、F1が選手権として初めて開催された1950年からカレンダーに名を連ね続ける伝統あるサーキットから、比較的新しい市街地コースまで、さまざまな歴史やキャラクターを持っている。そんなサーキットをひとつずつ紹介していくこの連載の6回目に扱うのは、マイアミ・インターナショナル・オートドロームだ。

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■サーキットの基本データ

名称:マイアミ・インターナショナル・オートドローム
全長:5.412km
コーナー数:19
ラップレコード:1分29秒708(2023年)/マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)


 第3戦日本GPから約1カ月のインターバルを経て、いよいよ2026年のF1が再開される。現時点で第4戦バーレーンGPと第5戦サウジアラビアGPが中止となっているため、年初に第6戦として予定されていたマイアミGPは2戦繰り上がって、第4戦となった。カナダGP以降も同様に2戦ずつ繰り上がり、現時点で最終戦アブダビGPは第22戦となっている。


 マイアミGPの舞台となるのは、アメリカ・フロリダ州最大の都市マイアミ郊外にあるマイアミガーデンズにあるマイアミ・インターナショナル・オートドロームだ。『オートドローム(autodrome)』とは、autoが自動車でdromeが走る場所を意味することからもわかるように、常設の走行コースのこと。日本ではサーキットという単語の方が一般的だが、サーキットには『電気回路』という意味もあるため、英語圏では混同されないようオートドロームと呼ばれることが多い。モンツァの正式名称『アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ』のアウトドローモはオートドロームのイタリア語読みだ。


 マイアミ・インターナショナル・オートドロームの最大の特徴は、アメリカンフットボールのマイアミ・ドルフィンズが本拠地としているハードロック・スタジアムとその周辺を舞台とする専用仮設レーシングコースだということ。そのため、起伏はほとんどなく、ほぼ平坦なコースとなっている。

サーキット紹介第6回
マイアミ・インターナショナル・オートドロームのコースの内側に設置された“フェイクビーチ”(写真は2022年のマイアミGP)
サーキット紹介第6回
マイアミ・インターナショナル・オートドロームの頭上にはゴンドラが通っている(写真は2022年のF1マイアミGP)

 現在、アメリカではマイアミGPのほかにも10月のアメリカGP(テキサス州オースティン)と11月のラスベガスGPがある。アメリカで行われるグランプリには多くのセレブリティが駆けつけるが、そのなかでもマイアミGPには毎年多くのセレブリティが集う。


 史上最高のバスケットボール選手と言われるマイケル・ジョーダン、アメリカ史上最も偉大なアスリートと言われる元プロアメリカンフットボール(NFL)選手のトム・ブレイディ、元米大統領夫人のミシェル・オバマ、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』などの世界的に大ヒットしたシリーズの製作者として知られている映画監督のジョージ・ルーカス、アメリカを代表するハードロック・グループの『ボン・ジョヴィ』のボーカルを務めるジョン・ボン・ジョヴィ、そして昨年はBLACKPINKのROSEが訪れ、スプリントのチェッカーフラッグを振った。

 コース外の華やかさと対照的に、コース上では毎年激しい戦いが繰り広げられる。初年度の2022年にはエステバン・オコン(アルピーヌ)がフリー走行で51Gの大クラッシュを喫した。決勝レースでは、ランド・ノリス(マクラーレン)とピエール・ガスリー(アルファタウリ)が接触している。2023年は予選でシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュ。2024年は決勝レースでローガン・サージェント(ウイリアムズ)とケビン・マグヌッセン(ハース)が接触した。昨年はスプリントのピットレーンで、ピットアウトしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がピットインしてきたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)に追突事故を起こしている。


 2024年にはランド・ノリス(マクラーレン)がF1参戦110戦目で初優勝を遂げたのも記憶に新しい。


 果たして、今年はマイアミにどんなセレブが訪れ、どんなアクシデントが起き、だれが笑うのか。スポーツとエンタメの国で行われる今年最初のF1は5月1日に開幕する。

サーキット紹介第6回
2024年F1マイアミGP キャリア初優勝を挙げたランド・ノリス(マクラーレン)
2025年F1第6戦マイアミGP
2025年F1第6戦マイアミGP(マイアミ・インターナショナル・オートドローム)


(Text : Masahiro Owari)


レース

3/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
3/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ72
2位ジョージ・ラッセル63
3位シャルル・ルクレール49
4位ルイス・ハミルトン41
5位ランド・ノリス25
6位オスカー・ピアストリ21
7位オリバー・ベアマン17
8位ピエール・ガスリー15
9位マックス・フェルスタッペン12
10位リアム・ローソン10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム135
2位スクーデリア・フェラーリHP90
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム46
4位TGRハースF1チーム18
5位BWTアルピーヌF1チーム16
6位オラクル・レッドブル・レーシング16
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム14
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 6/14
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