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クラッシュの責任があるとコラピントを非難する意見に、マネージメント陣営が「不当な批判を受けている」と反論

2026年4月3日

 フランコ・コラピント(BWTアルピーヌF1チーム)のマネージメントチームは、F1第3戦日本GPでのオリバー・ベアマン(TGRハースF1チーム)の恐ろしいクラッシュに関与したとして、ネット上で激しい非難を浴びたコラピントを擁護した。


 この事故は、劇的であると同時に複雑なものだった。日本GPの決勝レースの21周目、コラピントのマシンは鈴鹿サーキットのスプーン(ターン13)の手前でMGU-Kのエネルギーが尽きて減速したが、ベアマンはブーストボタンを押してフルパワーで走行していた。そのため両者の間に危険な速度差が生じ、ベアマンは前を走るコラピントとの接触を避けようとしたところ、コース左の芝生に乗り上げた。その結果、ベアマンはスプーンのアウト側のバリアに激突。この時の衝撃は50Gに達したが、幸いベアマンに大きな怪我はなく、右膝の打撲で済んだのだった。

2026年F1第3戦日本GP 決勝でクラッシュしたオリバー・ベアマン(ハース)のマシン
2026年F1第3戦日本GP 決勝でクラッシュしたオリバー・ベアマン(ハース)のマシン

 それでも、非難の矛先はコラピントに向けられた。『Sky Sports F1』で解説を務める元F1ドライバーのジャック・ヴィルヌーヴは、この事故の責任はコラピントにあると公言。ベアマン自身も、コラピントはもっとスペースを空けることができたと示唆した。ネット上での反応はより厳しく、感情的で、なかには攻撃的なものもあった。


 しかしコラピントのマネージメント会社である『バレット・スポーツ・マネージメント』は、声明を発表して、それらに反論した。


「忘れたいレースです。フランコはセーフティカーのタイミングに関して不運で、それによってポイントを争うチャンスを失いました」


「また、オリバー・ベアマンのクラッシュに繋がった事故も無視できません。この事故でフランコに過失はありませんでした。FIAの公式声明でも確認されているように、これは新しいエネルギーマネージメントの規則によるものです。それにもかかわらず、フランコは不当な批判と憎悪を受けています。彼にふさわしい愛情とサポートを示しましょう」

 コラピントの名前がネット上で激しい反応を引き起こしたのは、今回が初めてではない。コラピントの熱狂的なファン層は、非常に忠実で声高な主張をしており、過去にはコース上で彼に不当な扱いをしたとみなしたライバルを攻撃してきた。たとえば彼らは、第2戦中国GPの後には、コラピントと接触したエステバン・オコン(TGRハースF1チーム)に対し殺害予告を送った


 しかし今や立場は逆転した。この反論により、サポートがあっという間に敵意へと変わるという、F1界の若手を取り巻く不安定な環境が露呈した。コラピントのマネージメント陣営は、その後の声明で事態を沈静化させ、ドライバーを雑音から守ることに努めた。


「みなさん、心配しないでください。フランコは最高の環境にいて、必要とするサポートをすべて受けています。彼はみなさんが思っている以上に強く、ネガティブなコメントや悪口が彼に影響を与えることはないでしょう。嫌いな人に対してエネルギーを浪費するのはやめて、フランコを応援することに力を注いでください」


「彼は安全で幸せに過ごせるよう、適切な人々に囲まれています。だから安心してください」

フランコ・コラピント(アルピーヌ)&オリバー・ベアマン(ハース)
2026年F1第3戦日本GP ポジションを争うフランコ・コラピント(アルピーヌ)とオリバー・ベアマン(ハース)


(Text : autosport web)


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