F速

  • 会員登録
  • ログイン

文字通り“すべてがうまくいかなかった”ラッセル。ピット戦略は「ルクレールに抜かれるリスクを回避するため」と代表が説明

2026年4月3日

 メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのトト・ウォルフ代表は、F1第3戦日本GPの決勝レースを振り返り、アンドレア・キミ・アントネッリが期待通りの成長を見せた一方で、ジョージ・ラッセルは物事がうまくいかなかったと述べた。


 レース終了後、メルセデス陣営はふたつの独特な雰囲気に包まれていた。チームの大半は、アントネッリによるセーフティカー後の圧倒的な走りと、2度目の優勝に歓喜していた。一方チームメイトのラッセルのガレージでは、あらゆるものがラッセルに不利に働いたという思いが渦巻いていた。明らかにセーフティカーの出動タイミングはラッセルにとって不利だったが、ラッセルは第1スティントでオスカー・ピアストリ(マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム)を追い抜くことができなかったため、セーフティカーがなくても優勝するのは難しかっただろう。

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)&ランド・ノリス(マクラーレン)
2026年F1第3戦日本GP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)&ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 チーム代表のウォルフはレースを振り返って、アントネッリのうまくいかなかったスタートに言及し、「確かに我々は、ふたりのドライバーに対し、スタートで最高のマシンを提供できていないが、今日のスタートはドライバーのミスもあった」と語った。


 またウォルフは、チームが下したピットストップの重要な決断について、次のように述べた。


「我々はジョージにピットに入るよう指示をした。なぜなら、ピットに入った(スクーデリア・フェラーリHPのシャルル・)ルクレールにポジションを奪われるリスクがあったからだ」


「その後、運はキミに味方した。彼はその時点で非常に速かった。一方、ジョージはそこでポジションを失ってしまい不運だった。それに加えてソフトウェアの問題があり、スーパークリップがあって、ルクレールに抜かれてしまった」


 ウォルフはラッセルについて「この24時間、彼にとって文字通りすべてがうまくいかなかった」と総括し、その後アントネッリの走りと安定性を称賛した。


「1年半前に彼にシートのひとつを与えると決断した時、18歳の若手ドライバーが、1年目に浮き沈みはあっても、このような軌跡を辿ることを期待していた。そして2年目に成功することを願っていた。まさにそれが実現した。キミが3戦で2勝を挙げると、予想できただろうか? 答えはノーだ。しかし今日は重要な場面で速さを発揮し、運も味方した。それらすべてがこの連勝に繋がったのだと思う。私たちにとって、これは非常に喜ばしいことだ」


「中東での2レースでもこの流れを維持して、もう少しポイントを獲得できればよかったが、まるで状況は駅を出発した列車のようなものだ。ドアが閉まれば、もう後戻りはできない」

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1第3戦日本GP ポール・トゥ・ウインで今シーズン2勝目を挙げたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

 またウォルフは、必ずしも新規則によってオーバーテイクが容易になるわけではないと指摘した。


「今日のレースでそれが証明された。トラフィックのなかでは、たとえオーバーテイクをするのに有利なスピードがあっても、依然として非常に難しい。それがジョージが今日直面した問題だった。たとえフリーエアで0.5秒以上速いマシンであっても、以前のように追い越すことはできない」



(Text : GrandPrix.com)


レース

3/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
3/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ72
2位ジョージ・ラッセル63
3位シャルル・ルクレール49
4位ルイス・ハミルトン41
5位ランド・ノリス25
6位オスカー・ピアストリ21
7位オリバー・ベアマン17
8位ピエール・ガスリー15
9位マックス・フェルスタッペン12
10位リアム・ローソン10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム135
2位スクーデリア・フェラーリHP90
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム46
4位TGRハースF1チーム18
5位BWTアルピーヌF1チーム16
6位オラクル・レッドブル・レーシング16
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム14
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 6/14
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号