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ルクレールとハミルトンがシェルの新商品発表イベントに登場。オイルと侍、日本文化について語る/F1日本GP鈴鹿

2026年3月27日

 F1日本GPが開催されている鈴鹿サーキットで、フェラーリのイノベーション・パートナーを務めるオイルメーカーのShell(シェル)がエンジンオイルShell HELIX ULTRAの新商品を発表。そこにフェラーリのドライバー、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのふたりが登場するというサプライズなイベントが開催された。

 シェルとスクーデリア・フェラーリは1950年モナコGPでの初レースから昨年75周年を迎え、76年目の今季もシェルは潤滑油技術を引き続き提供している。そのシェルがブランド最高クラスの完全合成エンジンオイル、Shell HELIX ULTRAを発表。


 その新オイル、ULTRAの特徴は大きく3つ、LSPI(ロースピードプレイグニッション)の発生抑制と対摩耗性、そして高温耐久性になるという。


 まずは低速走行時に特に直噴ターボエンジンで見られる早期の自己着火による異常燃焼、ノッキングを抑えるLSPIの発生抑制、そして対摩耗性は従来のオイルとの比較で半分以上、摩耗が減らされているという。高温耐久性はシェル独自の天然ガス由来による合成技術によって、極めて不純物が少ないことによる対劣化性能の高さによるという。


 ULTRAは高温下でも粘度の上昇を約72パーセント抑制できることで、劣化してオイルがドロドロになりにくいという特徴があり、高温下の使用でも新品状態とほぼ変わらず、エンジンの力強い加速とレスポンスを長期にわたって発揮できるという。さらに低温性にも優れていることで寒冷地、冬場の朝などエンジンが冷えた状態でも、エンジン始動時にレスポンスの良さ、立ち上がりの良さが実感できるのが特徴だ。


 今回発表されたShell HELIX ULTRA は4月中旬より国内で販売予定。価格は未定ながら、他の競合他社のトップモデルとほぼ同額になる予定だという。


 その一連の発表と、世界各国からのシェル関係者が来日した鈴鹿サーキットでの会場に、週末のレースを控えたルクレールとハミルトンが揃って登場。会場は一気に歓声に包まれた。そして、ルクレールがまずはF1でのオイルに求める要素を話す。


「信頼性とパフォーマンス、このふたつが鍵です。僕たちは常にパフォーマンスをアップさせるために取り組んでいますが、シェルのチームはもっとも信頼性が高く、かつ最速のマシンを提供するために文字どおり昼夜を問わず働いてくれています。F1ではコンマ1秒の差が結果を左右しますから、パワーを自在に操るためのレスポンスは極めて重要です。エンジンには可能な限り高い反応性を求めており、シェルはこのプロセスにおいて大きな役割を果たしています」


 ハミルトンもルクレールの言葉に同調する。


「シェルのチームはどんな気候条件下でもエンジンが最適な状態で動作しているか、そして計画通りに進んでいるか、余計なダメージが出ていないかを現場のラボでチェックしてくれます。潤滑油はシャルルが言ったように信頼性がすべてです。パッケージやエンジンに100パーセントの自信が持てれば不安が取り除かれ、最後まで走りきれると確信できます」


 その後、話題は今週末への抱負から日本文化に及び、ふたりは日本の気に入っているところをコメント。ハミルトンはこの日本GP前に侍アーティストの島口哲朗さんの元を訪れ、剣術を学び、殺陣を実践していた。


「私は日本が大好きです。ここでたくさんの時間を過ごしたいと思っています。日本の文化についても学んでいて、侍についてもっと知りたいですし、刀の動きをもっと練習してみたいと思っています。日本の文化には多くの魅力がありますが、特に私が愛しているのは『名誉』と『尊敬』についての考え方です。これは世界が日本から学ぶべきことだと思います。日本のみなさんが私たちを受け入れ、もてなしてくれる様子は本当に素晴らしい。ここに来られて幸せです」とハミルトン。


「ルイスに100パーセント、同意します。日本に戻ってくるのは、いつもうれしいです。僕も日本食が大好きで、今週末に向けて体重が増えないか心配ですが(笑)、いろいろな面から見て日本は最高です。今週の鈴鹿は力強い週末にしたいですね」


 シェルのオイルパワー、そしてハミルトンが受けた侍スピリッツ、ルクレールの日本食パワーを武器に、今週末、2戦2勝の強敵メルセデスにフェラーリがどんな戦いを挑むのか。F1でフェラーリとのタッグで知られるシェルは今後、国内モータースポーツへのPRも積極的におこなっている方向とのことで、国内レースカテゴリーでも注目される存在になりそうだ。



(Tomoyuki Mizuno / autosport web)


レース

3/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
3/28(土) フリー走行3回目 11:30〜12:30
予選 15:00〜
3/29(日) 決勝 14:00〜


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位ジョージ・ラッセル51
2位アンドレア・キミ・アントネッリ47
3位シャルル・ルクレール34
4位ルイス・ハミルトン33
5位オリバー・ベアマン17
6位ランド・ノリス15
7位ピエール・ガスリー9
8位マックス・フェルスタッペン8
9位リアム・ローソン8
10位アービッド・リンドブラッド4

チームランキング

※中国GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム98
2位スクーデリア・フェラーリHP67
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム18
4位TGRハースF1チーム17
5位オラクル・レッドブル・レーシング12
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム12
7位BWTアルピーヌF1チーム19
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

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