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ハースF1小松代表、“熱いファン”たちの手作り応援グッズに「本当に特別」と感激。日本GPは「目の前のことを精一杯やる」

2026年3月25日

 3月25日(水)、東京タワーおよびStar Rise TowerにてF1日本GPの公式プロモーションイベント『F1 TOKYO FAN FESTIVAL 2026』が開催され、トークセッションにTGRハースF1チームの小松礼雄代表が出席した。


 小松代表は、今季でハースを率いて3年目になる。技術規則が大きく変更された2026年シーズンは、開幕戦オーストラリアGPで7位、第2戦中国GPでは5位と、ハースは2戦続けて中団勢トップの成績を記録しており、コンストラクターズ選手権4位という成績で第3戦日本GPを迎える。

 そんなハースは今年、日本GPに向けて、東宝株式会社とのコラボレーションによる『ゴジラ(GODZILLA)』の特別デザインのマシンを用意した。すでに3月23日(火)に東京のミッドタウン日比谷でお披露目されており、マシン後部にゴジラがいて、日本語で『ゴジラ、世界最速の舞台へ』と書かれている。

F1日本GP特別リバリーを纏うハースF1の2026年型マシン『VF-26』
F1日本GP特別リバリーを纏うハースF1の2026年型マシン『VF-26』

 トークセッションのステージに上がった小松代表は、「雨のなか来てくれて、ありがとうございます」と集まった観客に向けて挨拶。手作りの応援グッズを持っているファンが多いことについて「日本のファンのみなさんって本当におもしろい。いろいろ用意してきてくれるから、スペシャルだなと思っています」と、日本のファン独自の応援スタイルを楽しんでいた。
 
 続いてすでに2戦を終えた2026年シーズン話について話題が移ると、小松代表は「ただ単に走るだけでも大変」と史上最大規模とも言われる技術規則の変更の影響を語った。特に、この新規則下で迎えた第2戦中国GPはスプリントがあったことでよりいっそう苦労したという。


「今年のレギュレーションチェンジは本当に大変なんですよ。ただ単に走るだけでも大変。だからバルセロナのシェイクダウンでは、1日目から走らないといけなかったわけです。走ってみないとわからないことがいっぱいあるので、もう毎回クルマを(トラックに)送り出して、 1周走るごとに新しい問題があったり、ここを改善しないと、となるんです。だから本当に走ることが重要です」


「ちゃんとしたことをやっていれば、速さに関してはトップ4チームには敵わないけれど、その次に入れるなという感覚はバーレーン(でのプレシーズンテスト)を終えた時にありました。それを実際にメルボルンでできたというのはすごく嬉しかったです」


「(オーストラリアGPの)金曜日はボロボロで、すごく難しいクルマをちゃんと走らせるというのができなかったんです。それをその日の夜に立て直して、その次の上海ではメルボルンで建て直した部分をきちんとそのまま発揮してくれました。金曜日の朝からいいスタートを切って、スプリント予選に繋げることができました」


 さらにここ2戦続けて入賞している2年目の若手ドライバー、オリバー・ベアマンの話題になると、小松代表はベアマンの能力を賞賛し、フリー走行で初めて起用した時からその能力に驚いたと振り返った。


「(フリー走行で起用した)18歳の時に、あんなに周りのことがわかって、僕らがチームとして何をやらなければいけないかをきちんと理解して行動に移せていました。僕が18歳の時なんか、そんなことできなかったです。本当にこのキャパシティはすごいなと。速さがあって、このメンタリティーがあれば、本当に伸びると思っていたんですよ。だからすぐ(契約書に)サインしたくらいです。 去年1年乗って、最初から(能力を)示してくれましたよね」

『F1 TOKYO FAN FESTIVAL 2026』
トークセッションに参加したTGRハースF1チームの小松礼雄代表。2026年シーズンは「走るだけで大変」と明かした

 また今週末に迫った第3戦日本GPに関しては、結果を追い求めるのではなく、目の前のことにきちんと取り組むことが重要だと述べた。


「(エネルギー管理は)難しいと思いますよ。メルボルンはエネルギーの回収が結構難しくて、上海はもう少し簡単で、鈴鹿はかなり難しいので、そこをどうマネージメントするか。セクター1の最後の方やデグナーとか、走り方によってすごく変わってくるんです。ちゃんとしたラップタイムを出すには、そのあたりの細かいところが難しいと思いますね」


「結果を出したいけど、毎回みんなに言ってるいるのは、結果を気にしていてはダメなんです。とにかく目の前にあることを精一杯やる。それだけです。そうしたら結果はついてくると思います」
 
 最後に小松代表は観客に向けて、「雨のなか、こんなにたくさんの人が来てくれて、ありがとうございます。 こういうの、本当に元気をもらうんですよ。僕たちは世界中を回っていますけど、こういう風に熱いファンの人たちっていないので、僕がF1を代表してお礼を言います。本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。また日本GPに向けて、「このなかからどれくらいの方が鈴鹿に来てくれるかわかりませんが、もし来たらいろんなところを見ていってください。 本当にエキサイティングな世界だと思うので、思いっきり楽しんでください」と述べ、最後は「風邪引かないでね」と雨のなかトークショーを楽しむファンを労った。


 F1日本GPは今週末の3月27日(金)〜29日に(日)に、三重県の鈴鹿サーキットで開催される。

『F1 TOKYO FAN FESTIVAL 2026』
『F1 TOKYO FAN FESTIVAL 2026』トークセッションのステージに上がったTGRハースF1チームの小松礼雄代表


(Text : autosport web)


レース

3/27(金) フリー走行1回目 11:30〜12:30
フリー走行2回目 15:00〜16:00
3/28(土) フリー走行3回目 11:30〜12:30
予選 15:00〜
3/29(日) 決勝 14:00〜


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位ジョージ・ラッセル51
2位アンドレア・キミ・アントネッリ47
3位シャルル・ルクレール34
4位ルイス・ハミルトン33
5位オリバー・ベアマン17
6位ランド・ノリス15
7位ピエール・ガスリー9
8位マックス・フェルスタッペン8
9位リアム・ローソン8
10位アービッド・リンドブラッド4

チームランキング

※中国GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム98
2位スクーデリア・フェラーリHP67
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム18
4位TGRハースF1チーム17
5位オラクル・レッドブル・レーシング12
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム12
7位BWTアルピーヌF1チーム19
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 6/14
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