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[Honda]今季2度目のセカンドロー独占

2004年8月15日

 ハンガリーGPの2日目は、朝からどんよりと厚い雲が立ち込め、ところによって小雨が降ったところもあった。しかしサーキット周辺はそれほど雨は降らず、前日に付いた路面のラバーが流されることもなかった。午前中のフリー走行は、セッション終了直前にバトンが1分19秒556のベストタイムを叩き出す。1回目のフリー走行を、パワーステアリングのトラブルでほとんど走れなかった佐藤も、2回目セッションでは6番手に付けて、順調な仕上がりを見せた。
 午後の予選が始まる直前に、パラパラと雨粒が落ちる。しかしすぐに日が射し始め、セッションにはほとんど影響はないようだ。1回目予選のトップは、1分18秒台のタイムを出したフェラーリのR・バリチェロで、その後に同M・シューマッハが続いた。そしてザウバーの2台が3、4番手を占め、佐藤がその2人から僅か100分の3秒差で5番手に続く。そしてバトンは7番手だった。
午後2時からの2回目予選は、気温25C路面温度36Cと、やや低めのコンディション下で行なわれた。そして14時30分前後、バトンが14番目に出走する直前に、パラパラと雨が降り始める。TVカメラのレンズに雨滴が付く程度の降りだが、それでもバトンはスムーズな走りで1分19秒700のタイムで、暫定ポールを取って見せた。
 16番目の佐藤が出走する頃には、ところによって降っていた小雨もほぼ止んだ。しかし小雨の影響か、路面温度は30C近くまで下がっている。アタックラップまでにタイヤが十分に温まるかどうかタイムへの影響が心配されたが、アタックラップ開始早々、最初の区間で自己ベストをマーク。第2区間の11コーナーでコースをはみ出し、土煙を上げて若干タイムロスしたものの、それでもこの区間でそれまでの最速タイムをたたき出す。結局暫定トップタイムのバトンを1000分の7秒しのいで、暫定トップに立った。
 その後、最後に出走したフェラーリの2人に先行されたものの、佐藤は最終的に3番手を獲得。バトンも佐藤に続いて4番グリッドを獲得し、B・A・R Honda勢がアメリカGP以来今季2度目となるセカンドローを独占。明日の決勝レースは、2台揃って2列目からのスタートとなった。ポールポジションは、M・シューマッハ(フェラーリ)だった。

中本修平 エンジニアリング・ディレクター
「ドライバー2人とも、セカンドロー獲得という素晴らしい仕事をしてくれました。今日の予選を見る限り、明日のレースでの表彰台獲得に向けて、一歩近づいたと思います」




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