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ホンダ折原GM、鈴鹿F1日本GPへ向けて「着実に前進していることをお見せできれば」

2026年3月25日

 3月27〜29日に鈴鹿サーキットで開催される2026年F1第3戦日本GPは、アストンマーティンF1にパワーユニット(PU)をワークス供給するホンダにとって母国グランプリとなる。母国での一戦を前に、ホンダ・レーシング(HRC)は折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアのコメントを発表。鈴鹿へ向けた想い、そして前戦中国GP終了時点での課題や、今後の取り組みについて言及した。

 折原GMは2003年にホンダに入社し、以降は10年間にわたり量産車プロジェクトに従事。2013年にHRD F1プロジェクト(Sakura)のベンチテストエンジニアとして、レース部門での仕事を開始させた。さらに原点を辿れば、幼少期にテレビで見たホンダエンジンを搭載するF1マシンの姿に感銘を受けた記憶に辿り着く。


「ホンダのF1プロジェクトに携わる前から、私はホンダとモータースポーツの大ファンでした。何十年も鈴鹿に足を運び、セッションを見てホンダを応援してきたので、ファンの皆さんの熱量はよく知っています。今、そのファンの皆さんの前で仕事ができることを誇りに思っており、皆さんの応援を力に変えて、より良い結果をお見せできるよう全力でプッシュし続けます」と、折原GM。


 折原GMは2023年にPUチーフエンジニアに就任し、レッドブルとレーシングブルズのF1参戦をサポート。2026年はHRC F1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアに就任し、アストンマーティンF1をサポートしているが、ホンダの新しいPUは厳しい戦いが続いている。今季これまでの2戦でアストンマーティンは決勝での完走が叶わず。また、フェルナンド・アロンソに至っては中国GP決勝で「振動によってコクピット内で不快感を覚え」リタイアを余儀なくされた。

2026年F1第2戦中国GP アストンマーティンをサポートするホンダ/HRCのエンジニア

「中国GPでは、システムに影響を与えていた振動を軽減したことで、バッテリーの信頼性についてある程度の進展がありました。一方で、ドライバーに影響する振動の原因を特定するためには、さらなる解決策を見つける必要があります。信頼性向上については中国GP後も注力してきた一方で、パフォーマンス観点ではエネルギーマネジメントがまだ目指すレベルには届いていません。鈴鹿はエネルギーマネジメントにおいて非常にタフなコースですので、オーストラリアや中国での学びを活かし、より良い準備を進めていきます」と、折原GMは説明する。


「まだ我々が目標としているところには至っていませんが、今週末を迎えるにあたり、最大限のパフォーマンスを引き出せるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。母国の観客、そしてホンダファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています。バーレーン(合同テスト)以降、私たちが着実に前進していることをお見せできればと思っています」


 2026年F1第3戦日本GPは、3月27〜29日に鈴鹿サーキットで開催される。ホンダPUを搭載するアストンマーティンF1の走り、一歩ずつ前進する姿に声援を送りたい。

2026年F1第2戦中国GP アストンマーティンにパワーユニットを供給するホンダ


(Text:autosport web)


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