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ゴジラとハースF1の“共鳴”でコラボが実現「一緒に大暴れしてほしい」アグレッシブな印象にオコン&ベアマンも満足
2026年3月24日
3月24日(火)、東京のミッドタウン日比谷にて、TGRハースF1チームは、2026年シーズンのF1第3戦日本GPを戦うマシン『VF-26』のスペシャルカラーリングを発表した。今回お披露目されたのは、東宝株式会社とのコラボレーションによる『ゴジラ(GODZILLA)』の特別デザインのマシンだ。
昨年は、桜をあしらい、さらにカタカナで『ハース』という文字を取り入れ、マシンの側面にあるチームのロゴの色までもピンクにした、大胆なデザインを用意したハース。2026年は、東宝とのコラボによりゴジラのデザインのマシンで鈴鹿サーキットを走ることになる。なおこのコラボは、モータースポーツとポップカルチャーの双方のコミュニティに向けて、1年を通して展開されるということだ。

ハースの小松礼雄代表は、このコラボレーションが決まるまでの経緯について、次のように語った。
「2024年のあたりに、僕がジーン(・ハース/TGRハースF1チームのチームオーナー)と日本GPの特別リバリーをどうしようかと話している時に、ジーンが『ゴジラはどうだ』と言ったんです。その時僕は『そんなことできるわけないだろ』と思ったのですが、考えれば考えるほどおもしろそうだなと感じました。ゴジラの大胆なところ、ダイナミックなところなど、本当にうちに共鳴することがいっぱいありました」
「それで東宝さんにお話しさせていただきました。最初はIPの問題で無理だと断られると思っていたのですが、いろいろな思いがあって、すごく共鳴してやっていただきました。それから1年経ってここに至ったということです。本当にありがとうございます」
「今までのトラディショナルなF1にはなかったところに入っていきたいんですよね。それでこのゴジラのファンのみなさんのところに入っていけて、F1というおもしろい世界を融合していきたいなと思います」

また東宝株式会社の専務執行役員兼CGO(チーフ・ゴジラ・オフィサー)大田圭二氏は、ゴジラにとっても初めてとなるF1チームとのコラボレーションについて、スポーツとIPの可能性の大きさを感じさせるものだと述べた。
「今回のコラボレーションが実現したのは、小松代表が自ら昨年の12月に東宝の本社にお越しになられてご提案されました。それが最初です。そこから両者が対話を重ねるなかで、本日の実現を迎えることができました。ハースF1チームの挑戦する姿勢と、ゴジラの持つ圧倒的なパワー、そして両者の世界的な認知度。そこには非常に多くの親和性があると思いますので、このコラボレーションを通して大きな価値が創出されるのではないかということで実現に至りました」
「スポーツとIPの可能性の大きさというのを非常に大きく感じました。世界最高峰であるF1の持つ熱量、発信力、日本発のキャラクターであるゴジラの認知度、存在感とかストーリー性、これが交わることで、今までの枠にとらわれない大きな価値が期待できるのではないかと、本当に象徴的なコラボレーションになったと思います」

ミッドタウン日比谷での発表会には、春休みシーズンということもあって、平日の昼間にもかかわらずイベント開始前から大勢の観客が特別デザインの発表を待っていた。舞台上ではオリバー・ベアマンとエステバン・オコンがアンベイルを担当し、ゴジラとのコラボレーションデザインのVF-26が公開された。
実際にこのマシンのステアリングを握るオコンは、まずは「こんにちは」と日本語で挨拶をし、特別デザインのVF-26について語った。
「新しいマシンのアンベイルをするという特別な週だ。世界中で、そしてもちろん日本でもアイコン的存在であるゴジラをマシンに迎えることができるなんて、本当に特別なことだ」
「マシンがとてもアグレッシブに見える。カラーリング自体は大きく変わるわけではないが、よく見ると素晴らしいディテールがたくさんあって、本当に最高だね」
またオコンは、「コース上でこのマシンを輝かせたい」と特別デザインで戦う今週末の日本GPに向けて意気込んだ。
「これから始まる1週間がとても楽しみだ。僕の大好きなサーキットのひとつで、たくさんの応援をいただいている。ここに来てくださった大勢のみなさん、本当にありがとうございます。エステバン、そして31番のロゴが至る所に見えるよ。本当に感謝してもしきれないね。さあ、今週はマシンを輝かせよう」

一方ベアマンは、先週末から日本に滞在しており、イベントなどに出演しつつ3度目の来日を楽しんでいるという。ゴジラとのコラボデザインについては、「コース上で映えると思うし、この迫力あるカラーリングでライバルを圧倒して、レースに勝てたらいいね」と気に入っている様子を見せた。

小松代表も特別デザインについて、「ゴジラのダイナミックさや、ディストラクション(破壊)、大きいものを食う姿勢とか、そういうところををすごく出したかったんです。そういう意味で、どういう雰囲気を出したいのかというのを無理せずに表すことができて、すごい満足しています」と納得のデザインであることを明かした。
日本GPに向けては「結果を出したい」と明かした小松代表だったが、それよりも過去2戦のように「基本的なことを高い精度でやる」という姿勢を継続していくようだ。
「結果は出したいですが、僕らがずっと言っているのは、結果にこだわるのではなく、自分たちがコントロールできるプロセスをとにかく最大限のレベルでやる、ということ。結果はついてくるものだと思っています。テストの時もそうですし、開幕戦オーストラリアGP、第2戦中国GPのように、とにかく僕たちは何が強いのか、何を学ばなきゃいけないのか、それを毎セッション、1ラン、1ラップごとに積み重ねていって、基本をすごく高い精度でやれば、結果はついてくると思います」
「もちろん日本GPでみなさんの前で結果を出したいですけど、それにこだわらずに、自分たちが何をやるべきかを常に考えてやりたいと思います 」
また大田氏も、現在ハースがコンストラクターズ選手権4位につけている状況に「絶好調ですね」とコメント。「非常に調子がいいと思いますので、ゴジラと一緒に大暴れしてほしいなと思いますし、鈴鹿での活躍も本当にお祈りしております」とイベントを締め括った。
今回のゴジラとのコラボレーションのように、サブカルチャー要素も取り入れて、自分たちが何者であるかを示すハースと、その姿勢に共感した東宝・ゴジラのコラボレーションは、ハースの鈴鹿での活躍を後押ししてくれるものとなるだろう。F1日本GPは、今週末の3月27日(金)〜29日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催される。



(Text : autosport web)
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| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


