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F1、中国GPの好評もあり、緊急の変更は不要と判断。攻められない予選は問題視、マイアミまでに規則修正の可能性も

2026年3月23日

 F1は、新しい技術および競技レギュレーションの修正に関して、慎重に検討した上で決断する予定であり、緊急に抜本的な変更を行うことは避ける方針を定めた。第2戦中国GP後、FIA、商業権保有者、チームが会合を行い、合意がなされた。

 マックス・フェルスタッペンは、今年のF1はエメルギーマネジメントに支配され、バトルも人工的だと強く批判、規則変更を強く求めており、カルロス・サインツらこれを支持するドライバーもいる。しかし、チーム代表たちはレースの質について結論を下すにはまだ早すぎると判断した。中国GP後の話し合いの際には、オーストラリアGPと中国GPに対するファンの反応が概ね好意的であった点も指摘された。


 もちろん、上海での決勝レースにおいて4台がスタートできなかったことは、F1にとって好ましい状況ではなかった。チャンピオンチームのマクラーレン2台、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボン、アウディのガブリエル・ボルトレートが、パワーユニット(PU)関連の問題により、出走することがかなわなかったのだ。

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2026年F1第2戦中国GP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

 しかし会合では、大規模なレギュレーション変更に伴う初期トラブルを一部チームが克服しきれていないだけという見方が支配的だった。そのため、シーズンが6月のヨーロッパラウンドに入る頃には、各チームおよびマニュファクチャラーが問題を解決し、信頼性は従来の水準に戻ると予想されている。特に日本GPとマイアミGPの間に5週間のインターバルがあることが、その改善を後押しすると期待されている。


 新レギュレーションに関する最初の本格的なレビューは、日本GP終了後、各チーム関係者がヨーロッパに戻った段階で、来週実施される予定だ。しかし、最初の2戦に対するファンの反応が概ね良好であり、特に多くのチーム代表が上海でのレースの質が高かったと評価していることから、レギュレーションの根幹に関わる変更案が提示される可能性は低そうだ。

ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレール(フェラーリ)のバトル
2026年F1第2戦中国GPスプリント ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレール(フェラーリ)のバトル

 一方で、先週の議論では共通の懸念事項も浮上した。ドライバーたちの不満と同様に、チームも予選に関する問題を指摘している。現在の状況ではアタックラップ中であってもエネルギー回収が必要であり、その結果、ドライバーは高速コーナーの一部でマシンのグリップの限界まで攻め切ることができない。これはドライバーにとって大きなフラストレーションにつながっている。


 この問題はバーレーンで行われたプレシーズンテストの段階ですでに明らかになっていた。ターン12は、最終コーナーまでの長いストレートに備えてエネルギー回収を行う必要がある場所となり、スピードが低下した。同様の現象は上海でも見られ、予選ラップ中であってもターン7および8の高速コーナーで誰もバッテリーエネルギーを使用せず、その区間の速度は前年に比べて大幅に落ちていた。


 現在チームは、この問題の解決策を見出すため、ドライバーと緊密に協議を進めている。予選ラップをよりエキサイティングなものにすることは、関係者全員にとって重要な課題となっている。協議を日本GP決勝後に実施し、4月中にFIAへ共通の提案を提出し、5月第1週末のマイアミGPまでに必要な変更をまとめることが、目標とされているようだ。



(GrandPrix.com)


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