クルサード、ターゲットはBARのシート
2004年8月14日
ファン―パブロ・モントーヤの加入によって今季限りでマクラーレン・メルセデスを離れるデイビッド・クルサードが、2005年はBARホンダでのドライブを狙っていることを認めた。
3週間の夏休みの間に来季のシートについて色々な動きがあったが、クルサードは木曜日のFIAプレスカンファレンスで、多くのドライバーがシートを失うことにいささか「懸念している」と述べた。来季はルノーにジャンカルロ・フィジケラが、ウイリアムズにマーク・ウエーバーが加入する。また、現在BARとの話し合いについているジェンソン・バトンについては、いまだ不確実な要素を残しながらも、来季はウイリアムズに加入すると見られている。
これでフェラーリ、マクラーレン、ウイリアムズ、ルノーのトップ4チームの来季ラインナップは決定したことになる。一方、トヨタはラルフ・シューマッハーの僚友として近々ヤルノ・トゥルーリを発表すると見られている。クルサードに残されたシートはジャガーかBARだ。あるいは彼が望むならば、ザウバーとジョーダンも可能だろう。
クルサードは、BARのシートが獲得できるとしたらと尋ねると、「必ず行く」と答えた。
「空いているシートはすべてターゲットの対象となっている」とクルサード。
「今年のBARのパフォーマンスはとても素晴らしく、来季はさらに好成績を残すはずだ。彼らはデイビッド・リチャーズのリーダーシップのもと、素晴らしい仕事をしている。今後もこの調子で素晴らしい仕事を続けていくことは疑いない」
自分の将来について詳しいコメントを求めると、クルサードはいつもの調子で本心を明かすことなかった。
「発表できるようなことがないうちは、あまり詳しいことを話すことはできない。F1の世界では、契約を結ぶまで、詳しいことは明かさないものだ。しかし、レースを続ける気持は十分ある。ウェブサイトや雑誌で、僕がどれだけハングリーかとかモチベーションの高さを問う記事があることを聞いて驚いている。」
「僕はハングリーでもあるしモチベーションも高い。僕は独身で子供もいない。レースやテスト、トレーニング以外に気を取られることはないんだ。もっとも、1年の終わりごろには恋人の誕生日を祝わなければならないけれど、その他に気を使わなければならないことはまったくない。僕の毎日の生活はF1のドライブのためにある。モチベーションの面でも仕事への姿勢の面でも僕は完璧だ」
「履歴の点からすれば、僕は現在グリッド上にいるドライバーの中で2番目に業績をあげているドライバーだ。偶然そうなれたわけではない。才能とハードワークの賜物である。その点に注目してもらい、今後もレースが続けられればと願っている。収まることのできるシートはもちろんたくさんあるわけだが、いずれ僕にとって1番適切なシートが見つけられるだろう」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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