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オスカー・ピアストリのRSCフォード・マスタング“全開オンボード”映像公開「彼は本当にナチュラル」

2026年3月16日

 F1オーストラリア・グランプリの前座として、3月5〜8日のアルバートパークで開催されたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第2戦『メルボルン・スーパースプリント』を前に、恒例となった豪州最高峰とF1のクロスオーバーイベントに臨んだオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、現行Gen3規定フォード・マスタング“ダークホース”スーパーカーを全開で操るオンボード映像が公開。会場となったカルダーパークの大きな縁石を乗り越え、そのパフォーマンスを搾り取るような走りに、指南役を務めたキャメロン・ウォーターズ(ティックフォード・レーシング/フォード・マスタング)も「天性の才能」と評した。

 モンスターエナジー主催のプロモーションイベントとして、F1オーストラリアGPのレースウイークに実施された今回の“シェア”ドライブでは、グランプリ9勝を誇るピアストリがウォーターズの所有していたフォードのステアリングを握った。


 歴史あるビクトリア州のサーキットで、2024年と2025年にウォーターズがドライブしたこのオーストラリア製5.4リッターV8“コヨーテ”エンジン搭載のレースカーに飛び乗ったピアストリは、これが「僕自身、初めてのハコ車」だとレースウイークにSNSを通じて明かしていたが、明けた12日の木曜に公開された車載カメラ映像と静止画からは、ピアストリがどれほどマシンを限界まで攻めていたかが明らかになった。


「F1マシンとは確かに違っていた。グリップが低く、少し重かった。屋根のあるレースカーをドライブするのは初めてだからね。でも一度は乗ってみたかったんだ」と、メルボルンの現地週末に明かしていたピアストリ。


「ちょっと扱いにくそうなモンスターみたいに見えていたし、レースに参戦できるかは分からないけど……バサーストでレースをするのはいつでもクールだ。F1ドライバーはみんなモナコでレースをしたいと思っているし、V8スーパーカーのドライバーもみんなバサーストでレースをしたいと思っている。僕がドライブしたいのは間違いなくバサーストだよ」

ドリフト界のスター、スティーブ・“バグジー”・ビアジョーニとカイル・ダグラスもこのスペシャルクロスオーバーに参加した
マックス・フェルスタッペン(右)もシリーズに注目しており、年明けには北米で自身初のスーパーカーとなる現行型Gen3規定マスタングを体験している

 このピアストリがドライブした個体には、おなじみモンスターエナジーのロゴに加えて“OP”と自身のイニシャルが刻まれていたが、ドライブ序盤にギヤチェンジをミスした以外はまるで水を得た魚のようにスーパーカーを操り、もう一台の旧型マスタングで後方から追走していたウォーターズは、その順応性の高さと「ナチュラルな攻略スピードの速さに感心した」と語った。


「最高だったよ。彼にとってツーリングカーの運転は初めてだったからね」と、通算18回のスーパーカー優勝経験を持つウォーターズ。「彼が『ツーリングカーは初めて』だと告白してくれたことに、正直少し驚いたが、おかげでドライブを楽しめたよ。彼が僕のレースカーのステアリングを握り“面倒を見てくれた”のは本当にありがたかった。今週末はそれ(速いドライバーのアドバイス)が本当に必要だったし、彼はすぐに運転に慣れて、まさに天性の才能を発揮してくれた」


 ピアストリはこの週末、日曜のグランプリ前に「予期せぬパワーデリバリー」によりクラッシュする不運に見舞われたが、ウォーターズは予選で苦戦したものの、週末を総合2位でフィニッシュし、チャンピオンシップでも2位に浮上した。


「週末を迎えるにあたって、去年の成績よりもずっと良い結果を出せると確信していた」と続けたウォーターズ。「ペース的にはトップ10に入れる自信はあった。ただ、いくつか疑問点があったのでそれらを解消し、マシンパッケージをより深く理解したかった」


「これからも少しずつ改善を続けていく。予選の練習をして、より上位からスタートできるように努力する。あと1〜2ラウンドで、何をすべきかが分かって、速いマシンでレースに勝てるようになるだろう」

「彼が僕のレースカーのステアリングを握り“面倒を見てくれた”のは本当にありがたかった」と現場で“メンター”を務めたウォーターズ
「僕がドライブしたいのは間違いなくバサーストだよ」とピアストリ

YouTube URL:https://www.youtube.com/watch?v=kD5UHdWkbkQ



(autosport web)


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