最新記事
20年ぶりのイタリア人F1ウイナーのアントネッリ「母国に勝利をもたらせて感激」ラッセル「フェラーリ同士の衝突を待っていた」
2026年3月16日
2026年F1中国GP決勝で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがF1初優勝を達成し、グランプリ史上2番目の若さで勝利を挙げた。また、アントネッリは2006年のジャンカルロ・フィジケラ以来、20年以上ぶりのイタリア人ウイナーとなった。ジョージ・ラッセルは2位に続いた。
土曜日にF1史上最年少でのポールポジション獲得を成し遂げたアントネッリは、スタート直後にルイス・ハミルトン(フェラーリ)に首位を奪われるが、すぐにポジションを取り戻した。その後は全ラップをリードし、セーフティカー出動時にタイヤ交換を行った後、後続との差を拡大、終盤にロックアップする場面もあったが、幸い大きな影響なくレースを続行し、ラッセルの追撃を抑えて、F1キャリア初優勝を飾った。
ラッセルは2番グリッドから、スタート直後にフェラーリ2台に抜かれて4番手に後退。4周目に2番手に復帰したものの、セーフティカー出動時のピットストップの後、冷えたタイヤに苦しみ、一時6番手まで下がり、再びフェラーリ勢を攻略しなければならなかった。ラッセルは、激しいチーム内バトルを繰り広げるハミルトンとシャルル・ルクレールをかわして、29周目に2番手に。しかしアントネッリとのギャップは思うように縮まらず、 5.515秒差の2位に甘んじることになった。
ドライバーズ選手権ではラッセルが51ポイントでリード、アントネッリが47ポイントで2位に続いている。コンストラクターズ選手権では、メルセデスが98ポイントで、さらに2番手以下とのギャップを拡大した。

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
決勝=1位(56周/56周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「今日は本当に信じられないような一日だった。この勝利は、初めてゴーカートに乗った時から抱いてきた夢のひとつが実現した瞬間だ。素晴らしい家族、そして(ファクトリーの)ラウダ・ドライブとモーガン・ドライブの両チームの信じられないほど素晴らしいメンバーに感謝したい。彼らなしではこの結果は決して達成できなかったし、F1で初勝利を挙げられたことは自分にとって本当に大きな意味を持つ。僕たち全員にとって特別な瞬間だ」
「レース自体は決して簡単ではなかった。スタートでポジションを落とし、そこから前に出るために戦わなければならなかった。その後のセーフティカーのリスタートも、ハードタイヤでは決して容易ではなかった。タイヤを機能させるのは難しかったが、幸い後続から脅威を受ける前にうまくやることができた」
「シーズン最初のダブルヘッダーを締めくくるのに素晴らしい形となったが、まだ多くの仕事が残っている。何ひとつ当然だとは思っていないし、日本に向けてしっかり準備し、できる限り良い状態で鈴鹿に到着できるよう努力を続けるつもりだ」
(レース直後のインタビューで語り)「言葉が出ない。今にも泣きそうだ。チームのみんなに本当に感謝したい。彼らのおかげで、この夢を実現することができた」
「本当にうれしい。昨日も言ったが、どうしてもイタリアを再び頂点に戻したかった。そして今日、それを実現することができた。終盤にはタイヤにフラットスポットを作ってしまい、自分でも少しヒヤッとする瞬間があったが、それでも良いレースだった」

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
決勝=2位(56周/56周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「まず、F1初優勝を達成したキミに心からおめでとうと言いたい。彼は素晴らしいレースをしたし、今日、表彰台で彼と並べたことは本当に素晴らしい経験だった。この瞬間は彼にとって決して忘れられないものになるだろう。チームとして1-2フィニッシュを達成できて最高だった」
「僕自身のレースは決して簡単ではなかった。スタートでもセーフティカー後のリスタートでもポジションを落としてしまったし、ハードタイヤを機能させるのに苦労した。フェラーリ勢は特に序盤で速く、僕たちは2度にわたって彼らを抜き返さなければならなかった。彼らは要所でとても速かったため、それが僕たちの仕事を一層難しくした。幸い2度とも抜き返すことはできたが、そのために優勝争いに加わるチャンスは失ってしまった」
「それでもシーズンのスタートとしては素晴らしいものになっているし、現時点では僕たちがライバルたちの上に立っている。最初の2戦では大きなプレッシャーも受けてきたが、これからも努力を続けなければならない。ただパッケージはとても強力なので、日本での次のレースが楽しみだ」
(レース直後にコメントし)「(フェラーリの)2人がどこかで衝突するだろうとずっと待っていたんだが、なぜかしなかった。ここ最近で最もアグレッシブなレースのひとつだったと思う」

(autosport web)
| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |





