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ラッセルがスプリントを制す。フェラーリは熾烈なチーム内バトルを展開【レポート/F1第2戦】

2026年3月14日

 3月14日(土)、2026年F1第2戦中国GPのスプリントが行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が今季初のスプリントを制した。2位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位はルイス・ハミルトン(フェラーリ)となった。


 ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するアストンマーティン勢はフェルナンド・アロンソが17位、ランス・ストロールが18位となり、2台揃って完走を果たした。

 2026年F1は全24戦中6戦がスプリントイベントとなる。今季のスプリント初戦となる中国GP、タイヤ交換義務のない19周のスプリントでは22台中19台がミディアムタイヤ(C3)を装着。10番グリッドのアイザック・ハジャー(レッドブル)はただひとりソフトタイヤ(C4)をチョイスし。13番グリッドのリアム・ローソン(レーシングブルズ)、18番グリッドのアロンソの2台はハードタイヤ(C2)を履いた。


 日本時間12時(現地時間11時)開始のフォーメーションラップを経て、気温15度(昨年は23度)、路面温度13度(昨年は36度)、湿度50パーセントのなか、スプリントはスタートを迎えた。


 2番グリッドのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が大きく出遅れ8番手に後退。3番グリッドからランド・ノリス(マクラーレン)が2番手、4番グリッドからハミルトンが3番手に浮上してターン1を迎えた。

 ただ、ターン1にイン側からアプローチしたハミルトンが2番手を奪うと、ハミルトンは続けてオープニングラップのターン9で首位ラッセルをパス。前年のスプリントウイナーのハミルトンがラップリーダーに浮上する。


 3周目、ロングストレートエンドのターン14でラッセルが首位に返り咲くが、続くホームストレートでハミルトンが首位に返り咲く。オーバーテイクモード、アクティブエアロを活用した駆け引きが続いた。5周目のターン14で再びラッセルが首位に返り咲くと、2番手ハミルトン、3番手ルクレールというオーダーに。


 スタートで大きく出遅れたアントネッリは8周目にランド・ノリス(マクラーレン)をかわし4番手にポジションを回復。ただ、オープニングラップのターン6でハジャーと接触した件で10秒のタイムペナルティが下ってしまう。

 首位ラッセルとのギャップが開き、オーバーテイクモードが使えなくなった2番手ハミルトンの背後に、3番手ルクレールが接近。8周目のホームストレートでルクレールが2番手に浮上する。


 しかし、ハミルトンは決してルクレールに譲ることはしない。2台のフェラーリは激しい接近戦を展開し、その間にラッセルは単独のクルージング状態に。さらに、ペナルティが下りながらもペースは好調のアントネッリが11周目のターン14でハミルトンを攻略し、見た目上3番手に浮上する。

2026年F1第2戦中国GPスプリント ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)の攻防

 13周目、ターン1でニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)がマシンを止めた。アントネッリがルクレールをかわし2番手に浮上する中、セーフティカー(SC)導入に。このSC中に12台がソフトタイヤに履き替えた。


 メルセデス勢はワンツーでピットに滑り込んだが、アントネッリは10ペナルティ消化に伴い、5ポジションダウン。


 これで、ラッセル(新品ソフト)、ルクレール(新品ソフト)、ノリス(新品ソフト)、ハミルトン(新品ソフト)というトップ4に続き、ハードタイヤスタートからステイするローソンが5番手(ステイ組首位)、6番手オリバー・ベアマン(ハース/ミディアム/ステイ組2番手)、7番手アントネッリ、8番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン/新品ソフト)というオーダーに変わった。


 残り3周となる17周目にリスタート。やはりステイ組はタイヤのデグラデーション(劣化)が厳しく、徐々にポジションを下げるがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)らの猛追は退ける。そんななか、18周目のターン1でハミルトンがノリスをパスし3番手に浮上する。


 18周目に2番手ルクレールは1分34秒753のファステストを記録し、ラッセルとのギャップを1秒以内に収めた。ファイナルラップでオーバーテイクモードを使用してポジション入れ替えることを狙ったが、その願いは叶わなかった。
 
 ラッセルがポール・トゥ・ウインで今季初スプリントを制した。0.674秒差の2番手にルクレール、2.554秒差の3番手にハミルトンが続いた。


 スプリントは上位8台までがポイント獲得となるなか、4位ノリス、5位アントネッリ、6位ピアストリ、7位にステイ組首位のローソン、8位ベアマンまでがポイント獲得となった。


 フェルスタッペンはスタートの失敗が響き9位で入賞に届かず。ハジャーは15位となり、レッドブルは揃って入賞には届かなかった。


 ホンダ製PUを搭載するアストンマーティン勢はアロンソが17位、ストロールが18位となり、2台揃って完走を果たした。


 このあと日本時間14日の16時からは、15日(日)に行われる56周の決勝レースのスターティンググリッドを決する公式予選が行われる。

2026年F1第2戦中国GPスプリント ジョージ・ラッセル(メルセデス)とルイス・ハミルトン(フェラーリ)の攻防
2026年F1第2戦中国GP スプリントを制したジョージ・ラッセル(メルセデス)
2026年F1第2戦中国GPスプリントの上位3名 トップチェッカーのジョージ・ラッセル(メルセデス)、2位シャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1第2戦中国GPスプリント フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)


(Text:autosport web)


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ドライバーズランキング

※オーストラリアGP終了時点
1位ジョージ・ラッセル25
2位アンドレア・キミ・アントネッリ18
3位シャルル・ルクレール15
4位ルイス・ハミルトン12
5位ランド・ノリス10
6位マックス・フェルスタッペン8
7位オリバー・ベアマン6
8位アービッド・リンドブラッド4
9位ガブリエル・ボルトレート2
10位ピエール・ガスリー1

チームランキング

※オーストラリアGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム43
2位スクーデリア・フェラーリHP27
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム10
4位オラクル・レッドブル・レーシング8
5位TGRハースF1チーム6
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム4
7位アウディ・レボリュートF1チーム2
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム0
10位キャデラックF1チーム0

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