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F1の予選フォーマットを追加修正、Q3を1分延長へ。FIAはアタック機会を逃すドライバーの増加を懸念か

2026年3月2日

 F1の2026年シーズンに向けて、FIAは、予選のセッション時間とインターバルの時間を変更したことを明らかにした。


 発表によるとFIAは、F1の予選の最終走行セッションであるQ3の走行時間を、従来の12分から13分に変更した。書類上は軽微な調整だが、実際には予選のリズムに若干の変化をもたらす可能性がある。

 キャデラックF1チームが11番目のチームとしてF1参戦することにより、2026年からグリッド上のマシンの台数が22台に増加した。エントリーの増加に対応するため、予選に関してはすでにフォーマットの調整がなされている。改訂版フォーマットでは、予選Q1とQ2において、これまでの規則で定められていた5人ではなく、6人のドライバーが敗退することになる。これにより、ポールポジションが決まるQ3では引き続き10台のマシンが走行する。

バルテリ・ボッタス(キャデラック)
2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン 2日目) バルテリ・ボッタス(キャデラック)

 Q3の時間は13分に延長された一方で、Q2とQ3の間のインターバルは8分から7分に短縮された。つまり、各チームはラップタイムを計測するために追加で1分を得たものの、Q3への準備時間が1分短縮されたということだ。


 この変更は、近年ドライバーたちが、チェッカーフラッグが振られる前にラインを通過できず、最後のアタックの機会を逃すという注目を集める事態が何度か発生したことを受けて行われたものだ。しかしFIAはこの微調整について何も説明を行っていない。


 1分の追加がこれらの状況に劇的な変化をもたらすかどうかはまだわからない。多くの場合、劇的な土壇場での争いは、単に時間切れになったわけではなく、チームが意図的にできる限り遅いタイミングでドライバーをコースに送り出し、コース上でのアドバンテージとスリップストリームの恩恵を得るための戦略的な位置どりの結果だった。


 また、この変更の与える影響が最小限にとどまる可能性もある。タイヤの準備とアウトラップを考慮すると、セッション時間が延長されたとしても、Q3で純粋な3回目のアタックラップを走ることは依然として難しいままだ。


 新しいフォーマットは、3月6日(金)から8日(日)にメルボルンで開催される2026年シーズンのF1開幕戦オーストラリアGPで初めて試されることになる。予選は3月7日(土)の日本時間14時(現地時間16時)開始予定で、エントリー台数の追加とQ3の延長がよりスムーズな展開をもたらすのか、あるいは緊張感を長引かせるだけなのかを初めて見極める機会となる。

2025年F1第1戦オーストラリアGP スタート


(Text : autosport web)


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