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アストンマーティンF1、信頼性問題で厳しい船出に。最終日は連続走行なし、距離もタイムも最下位「開幕へ向け立て直しを急ぐ」

2026年2月21日

 2026年F1プレシーズンテスト最終日、アストンマーティン・ホンダは、パワーユニット関連パーツの不足により周回数を大幅に制限するプランに変更、担当したランス・ストロールは6周走行、ノータイムに終わった。


 アストンマーティンは、プレシーズンテスト中、しばしばトラブルに見舞われ、今週のバーレーンテストでも連日問題が発生。テスト2日目の2月19日には、フェルナンド・アロンソがコース上でマシンを止めた。

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のマシンがコース上でストップ
2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン) フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のマシンがコース上でストップ

 20日のテスト最終日の午前中、ホンダ/HRCは、アロンソがコース上でストップした原因はバッテリー関連の問題だったこと、パワーユニット関連パーツの不足により、テスト最終日は周回数を大幅に制限し、短いスティントのみで構成する走行プランに変更したことを明らかにした。


 ストロールは、午前セッション終了間際に最初にコースインし、ランチタイム前には2周のみ走行。午後はセッション開始直後にコースに姿を現したが、セッション終了約2時間前に、チームは作業の終了を発表。結局、ストロールは計測ラップなしの6周でテスト最終日を終えた。


 アストンマーティンは、準備の遅れから、非公開テスト『バルセロナ・シェイクダウン』に遅れて参加、バーレーンテスト1、バーレーンテスト2ではトラブルなどで走行距離を伸ばすことができず、2回のテストとも、周回数では全11チーム中、最下位に終わった。また、タイムに関しても、先週のテストと同様に、ランス・ストロールとフェルナンド・アロンソが下位に沈む結果となっている。


 アストンマーティンは、「チームにとってF1新時代は厳しいスタートとなったが、AMR26のあらゆる面を開発し理解するための作業を積極的に続けていく」と述べている。


「チームにとってテスト最終日は厳しい一日となり、ランスはわずか6周を記録するにとどまった」


「昨日にフェルナンドの走行に影響を及ぼしたバッテリー関連の問題により、ランスがコースインしたのは午前セッション終盤になってからだった」


「ホンダはマシンが再びコースに戻る前に、HRC Sakuraにおいて、テストベンチ上のシミュレーションを実施した。そして、パワーユニットパーツの不足を考慮し、3日目の走行プランを大幅に制限し、ショートスティントのみで構成するという判断が共同で下された」


「これから、2度のテストで蓄積したデータの解析に焦点を移し、そこから得た知見をAMR26の開発に反映させていく」

ランス・ストロール(アストンマーティン)
2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン3日目) ランス・ストロール(アストンマーティン)

 開幕前の走行を終えたストロールは「バーレーンでのこの2週間は厳しいものだった。今日は走行が制限され、2回目のテストを望ましい形で締めくくることができなかった」とコメントした。


「パフォーマンス面でマシンが僕たちの望む位置にないことは明らかなので、今後数週間、数カ月にわたって多くの作業が必要であることは分かっている。シーズンは長い。さらなるパフォーマンスを引き出すために全力でプッシュし続ける」


「サーキットの現場で働くメンバー、そしてAMRテクノロジー・キャンパスのスタッフ全員に、これまでの努力に対して心から感謝したい。僕たちが現時点で望む位置にいないのは事実だが、このチームがどれほど強い決意を持っているかを僕は知っている。団結し、挑戦に立ち向かい、マシンをあるべき状態に到達させるまで努力を続ける」


 チーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックは、プレシーズンテストを総括し、次のように語った。


「今日、バーレーンでのテストプログラムを終えた。一番の課題は、信頼性の問題への対応だった。いくつか信頼性の問題が発生したことで、走行時間が制限された。そのため、冬季テストで通常実施する一連の作業すべてを完了することができず、シーズン開幕に向けて遅れを取る形になっている」


「テストでは信頼性が必要であり、とにかくマシンを走らせ続けなければならない。しかし我々は、望んでいただけの周回を重ねることがまだできていない。1周ごとに学びがあり、1周走れないと、その分、遅れを取り、それを取り戻さなければならなくなる。したがって、素晴らしいスタートが切れたとは言えない」


「他チームが到達しているレベルに我々が達していないことは理解している。しかし、今年はすべてが新しくなった。我々は、新しいパワーユニット、新しいギヤボックス、新しいサスペンションを導入した。集中し、問題を見極め、それぞれを個別に問題を解決していかなければならない」


「現実的である必要がある。つまり、我々は遅れを取り戻さなければならないことは明らかだ。他に道はない。ライバルたちは我々を待ってはくれないのだから、遅れを広げないよう最善を尽くさなければならない」


「やるべきことが膨大に残されていることは認識しているし、このプロジェクトに関わる全員が、状況改善のためにどこへ焦点を当てるべきかを理解している。この2週間、昼夜を問わず働いてきたチームの仲間に、心から感謝したい」



(autosport web)


レース

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