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メルセデスがワンツー、3日間総合で最速。ハミルトン、セッション最後にコース上でストップ/F1バーレーンテスト3日目

2026年2月14日

 F1バーレーンテスト1回目の3日目最終日、全11チームの17人のドライバーが走行した。この日の気温は最初の2日間よりもわずかに高く、路面温度は44度(最低は27度)に達し、気温は27度から33度の間で推移した。この日、トップタイムをマークしたのは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリだった。

 バーレーンでのテストは、現地10時から14時(日本時間16時から20時)、ランチタイムをはさんで15時から19時(日本時間21時から25時)に行われ、11日から13日のテストで使用されるタイヤはハード寄りのC1、C2、C3の3種類のみで、各チームが最大28セットまで使用可能と定められていた。


 今週のテスト最終日の13日、終日ひとりのドライバーが担当したのは、マクラーレン(オスカー・ピアストリ)、フェラーリ(ルイス・ハミルトン)、レーシングブルズ(リアム・ローソン)、アストンマーティン(ランス・ストロール)、アルピーヌ(フランコ・コラピント)で、残りの6チームは、レースドライバーふたりを午前と午後に分けて走らせた。


 この日、アストンマーティンを除く10チームが100周以上を走行。マクラーレンが最多161周を走り切った。午前セッション開始から約1時間が経過する頃、バルテリ・ボッタス(キャデラック)がコース上でストップし、最初の赤旗が提示された。また、午後のセッション残り約10分のところでは、ハミルトンがランオフエリアにマシンを止めてテストを切り上げている。なお、セッション最後のスタート練習の際、フランコ・コラピント(アルピーヌ)がコース上でストップするというアクシデントもあった。

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

 タイムとしては、午前セッションでジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップに立ち、午後にマシンを引き継いだアントネッリがそのタイムを更新し、今週全体の最速タイムを記録、メルセデスがワンツーでテストを締めくくった。3番手はフェラーリのハミルトンだった。


 次回のプレシーズン最終テストはバーレーンで2月18日〜20日に実施される。

■メルセデス:唯一、1分33秒台に入る。大きなトラブルなく今週最良の一日に

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 メルセデスのジョージ・ラッセルが午前に走行、前日パワーユニット(PU)の問題で3周しか走れなかったアンドレア・キミ・アントネッリが午後を担当した。ラッセルは午前最速タイムを記録。その後、アントネッリがラッセルのタイムを塗り替えてトップに立った。1分33秒台に入ったのはメルセデスのふたりだけであり、アントネッリのタイムは3日間総合でも最速だった。


 メルセデスは最初の2日間にはトラブルで走行時間をロスしたが、最終日には約140周を走りこむことができた。


●アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)1番手:1分33秒669(C3タイヤ)/ 61周(午後)
●ジョージ・ラッセル(メルセデス)2番手:1分33秒918(C3タイヤ)/78周(午前)

■フェラーリ:ハミルトンが3番手。終盤のストップは燃料切れか

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

 フェラーリはこの日、終日ルイス・ハミルトンを走らせた。午前セッションでは大半をC3コンパウンドで走行、2番手タイムを記録。午後にはC1、C2も使用し、比較作業を行った。午後のセッション残り約10分というところで、ハミルトンはランオフエリアにマシンを止め、走行を切り上げることに。『Sky Sports F1』によると、原因は燃料切れだったということだ。


 ハミルトンは150周を走り、午前に記録したタイムでこの日の3番手となった。


●ルイス・ハミルトン(フェラーリ)3番手:1分34秒209(C3タイヤ)/150周(終日/午前タイム)

■マクラーレン:2日連続最多周回を記録。レースシミュレーションも完遂

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

 最終日、マクラーレンのオスカー・ピアストリが終日担当し、161周を走行。前日のランド・ノリスに続き、全チーム中最多周回数を達成した。ピアストリは午前に空力テスト、午後にはレースシミュレーションに取り組むなかで、複数のオーバーテイクも経験、新マシンでのトラフィック下でのマシンマネジメントについても学ぶことができたという。


●オスカー・ピアストリ(マクラーレン)4番手:1分34秒549(C3タイヤ)/161周(終日/午後タイム)

■レッドブル:高い信頼性を示す自社製パワーユニット

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 午前にマックス・フェルスタッペン、午後にアイザック・ハジャーが走行、それぞれ全体の5番手、6番手で最終日の走行を終えた。ふたりは合計で120周を走り切っており、チームは今季デビューの自社製パワーユニットの信頼性にポジティブな感触を得ている。


●マックス・フェルスタッペン(レッドブル)5番手:1分35秒341(C3タイヤ) /61周(午前)
●アイザック・ハジャー(レッドブル)6番手:1分35秒610(C3タイヤ)/59周(午後)

■ハース:大きなトラブルなく145周を走行、マシンへの理解を深める

エステバン・オコン(ハース)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) エステバン・オコン(ハース)

 午前にオリバー・ベアマン、午後にエステバン・オコンが走行。ベアマンはC3タイヤで予選シミュレーションからセッションを開始し、その後C1およびC2コンパウンドでのロングランを実施、70周を走った。オコンはレースシミュレーションの後、予選シミュレーションを実施、75周を走行。ふたりは大きな問題なく、合計145周を走り切った。


●エステバン・オコン(ハース)7番手:1分35秒753(C3タイヤ)/75周(午後)
●オリバー・ベアマン(ハース)9番手:1分35秒972(C3タイヤ)/70周(午前)

■アルピーヌ:順調な一日も、スタート練習でアクシデント

フランコ・コラピント(アルピーヌ)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) フランコ・コラピント(アルピーヌ)

 アルピーヌのテストを終日フランコ・コラピントが担当、午前に64周、午後に80周と、順調に合計144周を走った。しかし、セッション最後のスタート練習の際、コラピントはアクシデントに遭遇。グリッドにつく途中にコントロールを失い、芝生の上にはみだし、あやうくウォールに衝突しそうになった。その後、ターン1に向かう際に、エンジンの問題でコース上にストップしている。


●フランコ・コラピント(アルピーヌ)8番手:1分35秒806(C3タイヤ)/144周(終日/午後タイム)

■アウディ:日々600km以上を走破、信頼性の高さに好感触

ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン 3日目) ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)

 午前にガブリエル・ボルトレート、午後にニコ・ヒュルケンベルグが走行、それぞれ15番手と10番手で最終日を締めくくった。ふたりは合計118周を走行。チーム代表ジョナサン・ウィートリーは、「バーレーンでの3日間のテストは、チームにとって生産的で勇気づけられる前進となった。毎日600km以上を走破できたことは、マシンの初期信頼性の高さを示す強い指標であり、舞台裏で尽力してきた全員の努力と献身の証でもある」と前向きな発言をしている。


●ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)10番手:1分36秒291(C3タイヤ)/58周(午後)
●ガブリエル・ボルトレート(アウディ)15番手:1分37秒536(C3タイヤ)/60周(午前)

■ウイリアムズ:初参加のテストで422周を走行

 午前にカルロス・サインツ、午後にアレクサンダー・アルボンが走行、それぞれ13番手と11番手のタイムを記録した。バルセロナテストを欠席し、バーレーンテストから参加したウイリアムズだが、バーレーンテスト1回目の周回数は、トップのマクラーレンに並ぶ合計422周だった。


●アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)11番手:1分36秒665(C3タイヤ)/78周(午後)
●カルロス・サインツ(ウイリアムズ)13番手:1分37秒186(C2タイヤ)/68周(午前)

■レーシングブルズ:「バルセロナと比べて大きく進歩」と代表

 レーシングブルズのテスト最終日をリアム・ローソンが担当。119周を走り切り、午後に記録したタイムで12番手となった。チーム代表アラン・パーメインは、新マシンとパワーユニットは大きく進歩しており、バルセロナテストで走り始めた時と比べると、昼と夜ほどの差だと述べている。


●リアム・ローソン(レーシングブルズ)12番手:1分36秒808(C3タイヤ)/119周(終日/午後タイム)

■キャデラック:ボッタスがコース上でストップ

 キャデラックは、午前にバルテリ・ボッタス、午後にセルジオ・ペレスを走らせた。午前セッション開始から約1時間が経過する頃、ボッタスはコース上でストップし、最初の赤旗を引き起こした。ランチタイム前約1時間15分という時点でボッタスは走行に復帰したものの、周回数は37周にとどまった。午後はペレスが60周以上を走りこみ、今週のテストを締めくくった。


●セルジオ・ペレス(キャデラック)14番手:1分37秒365(C3タイヤ)/67周(午後)
●バルテリ・ボッタス(キャデラック)17番手:1分38秒772(C2タイヤ)/37周(午前)

■アストンマーティン:ストロールが72周を走行も周回数で最下位

 テスト最終日にランス・ストロールが終日走行、72周を走った。初日には問題に見舞われ、36周の走行にとどまったため、幾分挽回できたといえるが、チーム別周回数ではこの日に関しても、3日間総合でも、アストンマーティンが最下位となっている。


●ランス・ストロール(アストンマーティン)16番手:1分38秒165(C3タイヤ)/72周(終日/午後タイム)



(autosport web)


レース

3/6(金) フリー走行1回目 10:30〜11:30
フリー走行2回目 14:00〜15:00
3/7(土) フリー走行3回目 10:30〜11:30
予選 14:00〜
3/8(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
2位マックス・フェルスタッペン421
3位オスカー・ピアストリ410
4位ジョージ・ラッセル319
5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第1戦オーストラリアGP 3/8
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦バーレーンGP 4/12
第5戦サウジアラビアGP 4/19
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