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数字で見るF1新車シェイクダウン。優位予想のメルセデスが周回数トップ、フェラーリとマクラーレンが追いかける

2026年2月2日

 2026年のF1シーズンがスペインのバルセロナで幕を開け、より機敏で活発な新型F1マシンが初めて垣間見えた。テストは往々にして誇張した内容を示すが、上位陣が収集した純粋なデータの量は、メルボルンでのシーズン開幕戦に向けて高いレベルの準備が整っていることを示唆している。


 この1週間は、一部のドライバーにとっては耐久性の面で素晴らしいものになったが、一方でそれ以外のドライバーにとっては、遅れや技術面のトラブルにより、大きなレギュレーションの変更がどれほど容赦ないものかを思い知らされることになった。

 数々のハードルがあったにもかかわらず、ドライバーたちはより遊び心のある2026年型マシンの限界を見つけはじめ、パドックは興奮の渦に包まれた。メルセデスは効率のよさを発揮して走行距離の面で他チームを圧倒し、フェラーリはテスト日程の終盤になって好調さを見せ、戦う準備ができていることを示唆した。誰が好調で、誰がバーレーンでの次のテストまでに乗り越えるべき山に直面しているかを、数字から見てみよう。

■メルセデスが他を圧倒、アストンマーティンは課題が残る

 メルセデスは500周を走行したことで、走行距離に関しては今回のシェイクダウンに参加したウイリアムズ以外の10チームのなかでトップとなり、一貫性の重要さを証明した。3日間のプログラムにおいて、メルセデスは直近のライバルであるフェラーリに対し、約300kmの差をつけた。


▼バルセロナテスト(1/26〜1/30)の各チームの周回数と走行距離(非公式)

PosTeamLapsKm
1メルセデス5002,328.50
2フェラーリ4422,058.39
3ハース3861,797.60
4アルピーヌ3491,625.29
5レーシングブルズ3191,485.58
6レッドブル3031,411.07
7マクラーレン2871,336.56
8アウディ2401,117.68
9キャデラック164763.750
10アストンマーティン65302.710
ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 4日目) ジョージ・ラッセル(メルセデス)
エステバン・オコン(ハース)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 1日目) エステバン・オコン(ハース)
アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 4日目) アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

 バルセロナでは、F1もチームも公式には計時を行っていなかったが、結局のところどこかでラップタイムが計測されていた。最終日はソフトタイヤでの走行が立て続けに行われ、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が5日間における総合トップタイムを記録した。総合タイムではジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)がハミルトンに続き、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)などの若手もすぐに戦えるよう準備が整っていることを示した。


▼バルセロナテスト(1/26〜1/30)の総合タイム結果(非公式)

PosDriverTeamTime
1L.ハミルトンフェラーリ1’16.348
2G.ラッセルメルセデス1’16.445
3L.ノリスマクラーレン1’16.594
4C.ルクレールフェラーリ1’16.653
5A.アントネッリメルセデス1’17.081
6O.ピアストリマクラーレン1’17.446
7M.フェルスタッペンレッドブル1’17.586
8P.ガスリーアルピーヌ1’17.707
9I.ハジャーレッドブル1’18.159
10E.オコンハース1’18.393
11O.ベアマンハース1’18.423
12L.ローソンレーシングブルズ1’18.840
13F.コラピントアルピーヌ1’19.150
14A.リンドブラッドレーシングブルズ1’19.420
15N.ヒュルケンベルグアウディ1’19.870
16G.ボルトレートアウディ1’20.179
17F.アロンソアストンマーティン1’20.795
18V.ボッタスキャデラック1’20.920
19S.ペレスキャデラック1’21.024
20L.ストロールアストンマーティン1’46.404
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 4日目) ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
ランド・ノリス(マクラーレン)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 3日目) ランド・ノリス(マクラーレン)

 ラッセルはバルセロナで最も多く走り込んだドライバーで、メルセデスの信頼性を活かして265周を走行した。一方、ランス・ストロール(アストンマーティン)はトラブルにより走行を制限されたため、アストンマーティンには次のテストの前に大きな課題が残されている。


 今回のテストのタイムシートは、一部のチームの復活や安定性を示しているが、真の注目点は新しいパワーユニットの信頼性にある。メルセデスは明らかに、準備の点においてベンチマークを設定したが、フェラーリとマクラーレンがすぐ近くに潜んでいるため、プレシーズンテストの“シャドーボクシング”はまだ終わっていない。各チームがバーレーンに向けて準備を進めるなか、焦点は単なる走行距離の測定から、新世代のF1を特徴づける空力の秘策の改良へと移っている。


▼バルセロナテスト(1/26〜1/30)の各ドライバーの周回数(非公式)

PosDriverTeamLaps
1G.ラッセルメルセデス265
2E.オコンハース239
3A.アントネッリメルセデス237
4C.ルクレールフェラーリ234
5P.ガスリーアルピーヌ231
6L.ハミルトンフェラーリ205
7L.ノリスマクラーレン159
8I.ハジャーレッドブル158
9L.ローソンレーシングブルズ152
10O.ベアマンハース147
11N.ヒュルケンベルグアウディ146
12M.フェルスタッペンレッドブル145
13O.ピアストリマクラーレン127
14A.リンドブラッドレーシングブルズ120
15F.コラピントアルピーヌ118
16G.ボルトレートアウディ94
17V.ボッタスキャデラック87
18S.ペレスキャデラック77
19F.アロンソアストンマーティン61
20L.ストロールアストンマーティン4
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 5日目) マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
フランコ・コラピント(アルピーヌ)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 3日目) フランコ・コラピント(アルピーヌ)
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ 5日目) フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)


(Text : autosport web)


レース

3/6(金) フリー走行1回目 10:30〜11:30
フリー走行2回目 14:00〜15:00
3/7(土) フリー走行3回目 10:30〜11:30
予選 14:00〜
3/8(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
2位マックス・フェルスタッペン421
3位オスカー・ピアストリ410
4位ジョージ・ラッセル319
5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第1戦オーストラリアGP 3/8
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦バーレーンGP 4/12
第5戦サウジアラビアGP 4/19
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