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キャデラック初のF1マシンのカラーリングが世界初公開。左右非対称のデザインに

2026年2月9日

 日本時間2月9日(現地時間8日)、キャデラックF1チームは、2026年シーズンを戦うマシンのカラーリングを公開した。


 キャデラックがカラーリング公開の場に選んだのは、NFLの優勝決定戦である『スーパーボウル』だ。スーパーボウルはアメリカ最大のスポーツイベントと言われており、2026年の今大会は記念すべき第60回目となる。対戦カードはニューイングランド・ペイトリオッツ対シアトル・シーホークスだ。

 1月末にスペインのバルセロナで行われた非公開でのシェイクダウンでは、キャデラックは“デザイン上の秘密を守る役割”も担う特別なカラーリングでマシンを走らせていた。今回発表された2026年型マシンのカラーリングは、マシンの左側がホワイト、右側がブラックという非対称のデザインだ。


 キャデラックにとって初のF1参戦を迎える2026年、チームを率いるのはグレアム・ロードン代表で、ドライバーラインアップはバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスというF1での優勝経験を持つベテランのふたりだ。リザーブドライバーは周冠宇が務め、テストドライバーにはコルトン・ハータを起用。またシミュレーションプログラムにはシモン・パジェノー、ピエトロ・フィッティパルディ、チャーリー・イーストウッドの3人が名を連ねている。

バルテリ・ボッタス&セルジオ・ペレス
キャデラックF1チームへの加入が決まったバルテリ・ボッタス(写真左)とセルジオ・ペレス(写真右)

 11番目のチームとしてF1に参入するキャデラックの道のりは、2023年1月に始まった。当初はアンドレッティ・グローバルがゼネラルモーターズ(GM)と提携し、アンドレッティ・キャデラックとしてF1を目指していた。FIAは彼らの参戦申請を承認したものの、フォーミュラ・ワン・マネージメント(FOM)がそれを却下。しかしアンドレッティ・キャデラックのプロジェクトは続き、その一環でアンドレッティ・グローバルを率いていたマイケル・アンドレッティが一線を退いた。また、この間にGMは2028年から独自のパワーユニット(PU)を製造する意向を表明し、2029年からキャデラックに供給することが決まっている。


 そして2024年11月、F1とGMは、2026年にGMがF1の11番目のチームとして参入することで基本合意に達したことを発表。キャデラックはアンドレッティ・グローバルを所有、運営する企業である『TWGグローバル』と提携し、F1に参戦することになった。なお独自PUの製造までは、フェラーリ製のPUとギヤボックスを使用する。


 2026年のF1は技術規則が大きく変わり、マシン、タイヤ、PUとすべてが2025年までのものとは異なる。史上最大規模と言われる規則の変更により、どのような争いが展開されるかまったくわからないシーズンとなる2026年、1年目のキャデラックがどう戦っていくのかに注目が集まるだろう。先日のシェイクダウンではマシンの信頼性の確保を優先したが、2月11日からバーレーンで行われるテストでは、パフォーマンスも追求していくということだ。

キャデラックF1の2026年型マシンのカラーリング
キャデラックF1の2026年型マシンのカラーリング
キャデラックF1の2026年型マシンのカラーリング


(Text : autosport web)


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