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2026年マシンの軽量化に苦戦するF1チーム。最低重量大幅引き下げとクラッシュテスト厳格化が高いハードルに

2026年1月30日

 新規則初年度となる2026年型F1マシンは、昨年までのシャシーよりも小型かつ軽量となる。FIAはこれを機にドライバーの安全性向上を目的に、クラッシュテストの要件をさらに厳格化した。F1が長年追求してきた「世界で最も安全なモータースポーツ」という目標を、次の段階へと押し上げる狙いだ。

 最低重量は、昨年の800kgから768kgへと大幅に引き下げられた。同時に、より厳しいクラッシュテストが導入されたことで、各チームはドライバー保護のための構造強化を余儀なくされている。これらはFIAが義務付けるクラッシュテスト対象部位に集中しており、結果として重量増につながっている。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ) ジョージ・ラッセル(メルセデス)

■軽量化が序盤戦の勢力図に影響を及ぼす?

 これは全てのチームにとって768kgという最低重量に最初のシャシーで近づけることは極めて困難であることを意味する。このような状況は2022年の新レギュレーション初年度を想起させる。当時は、アルファロメオ・ザウバーを除く全チームが、初テストで大幅に重量が超過したマシンを持ち込んだ。最終的には最低重量が3kg引き上げられ798kgとなったが、シーズン序盤3分の1においては、軽量なマシンを投入できたアルファロメオが明確なアドバンテージを持ち、バルテリ・ボッタスと周冠宇が年間ベストとなる成績を収めた。


 2026年合同テストを前に、現在アウディワークスチームとなったこのチームが、2026年規則においても、最低重量に近づけることができたという報道があった。もしそうであれば、それはニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートにとって、シーズン序盤の明確な武器となるだろう。

アウディの2026年型F1マシン『R26』のカラーリング
アウディの2026年型F1マシン『R26』の
ショーカー

 新たなクラッシュテスト要件の一環として、FIAは全車に対し、サイド構造体内に統合された新型アンチ・イントルージョン・パネルの装着を義務付けた。また、ロールバーに対する試験強度も従来比で23%引き上げられている。これにより、ヘイローシステムと相まって、横転時のドライバー保護性能は大幅に向上する。


 また、フロントのクラッシュ構造も見直された。新たに導入される二段階の変形構造では、前方の一次構造体が小規模な衝突エネルギーを吸収する。そして、その後方に配置された二次構造体が、より大きな衝撃時にエネルギーの減衰を担う。これにより、正面衝突時のエネルギー吸収効率が向上している。


 一方で、こうした追加の安全構造は、チームが最低重量に近づくことをさらに難しくしている。新規則下での電動出力増加に対応するため、より大容量のバッテリーパックが必要となった時点で、すでに重量面の課題は大きかった。そこにシャシー側での安全要件強化が重なり、各チームが直面している技術的ハードルは、極めて高いものとなっている。

レーシングブルズの2026年型F1マシンカラーリング
レーシングブルズの2026年型F1マシンカラーリング。今年からカラーリングの最低表面面積が定められた。


(GrandPrix.com)


レース

3/6(金) フリー走行1回目 10:30〜11:30
フリー走行2回目 14:00〜15:00
3/7(土) フリー走行3回目 10:30〜11:30
予選 14:00〜
3/8(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
2位マックス・フェルスタッペン421
3位オスカー・ピアストリ410
4位ジョージ・ラッセル319
5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第1戦オーストラリアGP 3/8
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦バーレーンGP 4/12
第5戦サウジアラビアGP 4/19
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