ＦＩＡはＢＡＲが提出した抗議に関する公聴会を来週月曜日（８月９日）に開くことを明らかにした。ＢＡＲはドイツＧＰで彼らの車に搭載された新しいコーナリングデバイスを禁止した決定を不服として、正式に抗議していた。
　ＢＡＲはホッケンハイムに持ち込んだスペアカーの前輪に電子制御式の油圧装置を取り付けていた。これはよりクイックでスムーズなコーナリングを狙ったもので、Ｆ１の厳しいテクニカルルールに抵触することなくパフォーマンス面のアドバンテージが得られると考えられていた。
　しかし、一部のライバルチームがこのシステムは違法であると訴えたため、ＢＡＲはこのシステムを放棄せざるを得なくなり、その後使用禁止の決定に対する抗議をＦＩＡに提出していた。
　このデバイスの合法性に関するＦＩＡの決定は、公聴会の翌日、すなわち８月１０日火曜日に発表されるものと見られている。

• -
  ツイート
• 0
  シェア