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【F1チームパートナー図鑑/レーシングブルズ編】若手育成チームを複数の新興企業が支援

2026年1月19日

 1月16日のレッドブル&レーシングブルズを筆頭に、2026年シーズンのF1マシンカラーリング発表ラッシュがスタートを迎えた。鮮やかなマシンカラーリングとともに、車体に掲示されるパートナー企業のロゴも2026年仕様に一新されている。ここではF1チームパートナー図鑑と題し、2026年シーズンに参戦する全11チームのパートナー/スポンサー企業を順次紹介していく。


 第2回目となる今回はビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム。なお、本稿はマシンカラーリング発表時点のチームリリース、公式サイト等でロゴ提示の確認がとれた企業のみ掲載している。

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ビザ/VISA

 米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く、クレジットカードなどで決済サービスを提供する企業。レーシングブルズにおいてはタイトルパートナーであり、姉妹チームのレッドブルにおいても公式パートナーを務めている。

キャッシュアップ/Cash App

 ビザと並んでタイトルパートナーを務める。米国の金融サービスプロバイダーであるブロック社が提供するこのデジタルウォレットは、通常の決済手段だけでなく個人間でのお金のやり取り、税務申告、株式や暗号通貨への投資も可能(米国国内向けサービス)。

フォード・レーシング/Ford Racing

 レッドブル・パワートレインズ(RBPT)のテクニカルパートナーとして、パワーユニット(PU)開発を支援。2026年型マシン『VCARB 03』に搭載されるPUは、レッドブル共同創業者(故ディートリッヒ・マテシッツ)にちなんで『DM01』と名付けられた。

レッドブル/Red Bull

 オーストリアのエナジードリンクブランドでありレッドブル・レーシングの親会社。1987年4月に同国で初めて発売された。F1に留まらず多くのスポーツ、エンターテインメントを幅広く支援、若者向けのマーケティング戦略で世界的な成功を収めている。

フォードの創業地アメリカ・デトロイトで開催されたレッドブル&レーシングブルズのローンチイベント

エアタスカー/Airtasker

 2012年に創業したオーストラリア・シドニーに本拠地を置く企業。同社が提供するマッチングプラットフォームは、日常業務をアウトソーシング可能とする。具体的な製品やサービスをチームへ提供しておらず、ブランドの露出が中心となっている。

チェフラ/Cefla

 1932年にイタリア・イモラで創業した総合エンジニアリング企業。ファエンツァのファクトリーへは固体酸化物形燃料電池(SOFC)システム『NOVA』を提供し、エネルギーの自給自足と環境負荷低減を掲げるチームのインフラを支えている。

コンフルエント/Confluent

 米国シリコンバレーで2014年に設立された情報技術企業。リアルタイム・データストリーミング・プラットフォームを用いて、タイヤ、エンジン、エアロなどの膨大なデータをピットウォール、ガレージ、ファクトリーでシームレスに繋ぐ。

ダイナトレース/Dynatrace

 2005年に設立された米国のソフトウェア企業。コンフルエントのプラットフォームで収集・整理したデータを利用し、因果AI/予測AI/生成AIを組み合わせたAIエンジン『Davis』で、タイヤ、燃料、ドライバー、マシンの環境変化を未来予測する。

ハーンエアー/Hahnair

 1994年に設立されたドイツの航空サービス会社で、自社保有機によるチャーター便の欧州域内運行も実施している。ドライバーやエグゼクティブスタッフに効率的で快適な移動手段を提供し、人的ロジスティクスの側面からレーシングブルズを支えている。

ヒューゴ/HUGO

 ドイツのファッションブランド。レーシングブルズの公式アパレルパートナーとして、サーキット内外でチームスタッフが着用する衣服をプロデュースしている。エンジニアやメカニック向けには、過酷な現場に対応する高機能ウェアも提供している。

ヒューゴ・アイ・ウェア/HUGO Eyewear

 イタリアの眼鏡メーカー、サフィログループが展開するライセンスブランドのひとつ。ドライバーに対しては単なる製品提供に留まらず、F1のステータス性を活用した最先端アイウェアのプロモーションを展開している。

2026年レーシングブルズのレプリカ・ポロシャツ(ヒューゴ・ボス)を着用するリアム・ローソン
2026年レーシングブルズのレプリカ・ポロシャツ(ヒューゴ)を着用するリアム・ローソン

モービル1/Mobil 1

 英国エクソン・モービル社のブランドのひとつ。チームの公式潤滑油パートナーとして、PU(エンジン)に加えて、ギヤボックス、ホイールベアリング、さらには油圧システムまで、クルマの多くの部分の冷却と保護を担っている。

ヌーリオン/Nouryon

 1970年に創業したオランダ・アムステルダムに本拠を置く化学製品メーカー。カーボンモノコックの硬化剤、車両の軽量化や空気抵抗の減少に直結する塗料など、環境負荷が低く持続可能な化学製品の専門知識をレーシングブルズに提供している。

ネフトウォッカ/NEFT VODKA

 オーストリア発のプレミアムウォッカブランド。アルプスの天然水と古代から伝わる遺伝子組み換え無しのライ麦だけを原料とする添加物不使用がウリ。レーシングブルズのホスピタリティでVIPやゲストに特別なカクテルなどを振る舞っている。

オクターブ/OCTAVE

 計測技術や産業用ソフトウェアの世界的リーダーであるヘキサゴン(レッドブル・レーシングのパートナー企業)からスピンアウトするかたちで2026年から支援。レーシングブルズが保有する工場設備、輸送機材、IT機器などの資産に関して、戦略的で効率的な運用の意思決定をサポートする。

ピレリ/Pirelli(F1ワンメイクタイヤ供給)

 1872年に創設されたイタリア・ミラノに本拠を置くタイヤメーカー。2011年からF1へタイヤをワンメイク供給。F1だけでなく、サポートレースであるFIA F2/FIA F3にもタイヤをワンメイク供給中だ。市販タイヤでも2024年の売上高ベースは世界5位のシェアを誇っている。

ランスタッド/Randstad

 1960年に創業したオランダ・アムステルダムに本拠を置く総合人材サービス企業。世界的なネットワークを活かした採用支援、適材適所、人材育成、組織構成の最適化が得意分野。高度なスキルを持つ人材の確保でレーシングブルズを支援している。

レベルドット/RebelDot

 ルーマニアに本拠を置く、情報通信技術の専門知識を持つコンサルティング会社。レースなどで得られた膨大なデータを分析してチームの意思決定を支援したり、ファクトリーでの部品設計・開発の効率的なサイクル改善に貢献している。

リーデル/RIEDEL

 1987年に創業したドイツの通信機器メーカー。2022年からFIA国際自動車連盟の公式サプライヤーとして任命され、ソフトウェア/ハードウェアを提供している。レーシングブルズにはサーキット、ファクトリーにおいて通信インフラを提供する。

リアム・ローソン&アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

ロボゼ/Roboze

 車両性能向上に直結する高度な3Dプリンティング技術と特殊素材を開発・提供する2014年創業のイタリア企業。ブレーキシステムやエキゾーストシステムなど、冷却がキモとなる部品の設計・開発・製造に大きく寄与している。

シーメンス/SIEMENS

 ドイツ・バイエルン州ミュンヘンに本社を置く、1847年設立の総合電機メーカー/コングロマリット。車両の設計・開発、超高速の設計変更、部品寿命管理、さらには予算管理や移動管理まで、ソフトウェアでチームを支援している。

スチューデントドットコム/Student.com

 学生と家主を繋ぐ会社として2011年に創業。世界中の留学生が安心して住める宿泊施設(学生寮など)を提供する。チームとのパートナーシップは2025年からで、学生を始めとする若者とモータースポーツの接点の場を提供している。

チューダー/TUDOR

 1926年に創業したスイスの高級時計メーカー。ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフが設立したブランドで、ロレックスの伝統的な品質哲学を尊重しながらも、比較的手頃な価格の時計を製造。レースの最前線で活躍するチーム首脳、ドライバー、エンジニア、メカニックなどに同社製品が提供されている。

エックスエムトレーディング/XMTrading

 セーシェル共和国とモーリシャス共和国でライセンスを取得した、金融サービス会社Tradexfin Limitedが母体。エックスエムトレーディングは2009年より、FX(外国為替証拠金取引)や暗号資産CFDなどのサービスを世界中の一般顧客に提供している。


(執筆:石井功次郎)

ドライバー陣は2026年仕様のレーシングスーツお披露目写真でもチューダーの腕時計を着用


(Text:Kojiro Ishii)


レース

12/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
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5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

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第24戦アブダビGP 12/7
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