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F1新参のキャデラック、人材確保を継続へ。「何百ものポジションを埋めるのは容易ではない」と代表

2026年1月14日

 キャデラックのチーム代表であるグレアム・ロードンによると、F1の最新チームは、募集していたポジションをすべて埋めることができていないという。


 キャデラックF1のヨーロッパ拠点はイギリス、シルバーストンに近いものの、同地域に拠点を置く多くのF1チームから優秀なエンジニアや技術者を採用することはチームの期待よりも遅れているようだ。ロードンが率いるチームは2026年シーズンの開幕に向けて新たな人材の採用を続け、シーズン半ばまでに体制が万全になることを目指している。

 ロードンは自身の採用を振り返り、次のように語った。「私はとても幸運でした。3年前、まだアイデア段階だった頃にこのプロジェクトに参加できたのだからね」


「初日はバンベリーの空いている部屋で、ふたりの手伝ってくれるふたりと計画を書き留めるための紙だけを持って座っていた。文字どおりゼロから何かを作り上げるという、またとない機会だった」


「従業員も資産もなく、ただ献身的な支援者のチームと、私よりずっと長くTWGモータースポーツに在籍していたダン・タウリスの存在だけがあった」


 同氏はタウリスCEOについて、「ダンは自分のビジョンを説明し、明確に表現できる人物だ」と説明した。


「これほど明らかな指示とサポートがあれば、やるべき仕事は明確になる。私たちはそれを実現しようと努力した」


 ロードンは自身の仕事に着手し、経験豊富な人材を基盤とした強固な組織体制を築き上げていった。パット・シモンズ(最高技術責任者)とニック・チェスター(テクニカルディレクター)は、数十年にわたるF1の経験をキャデラックチームに最初に持ち込んだメンバーのひとりであり、ベテランのジョン・マクキリアム(チーフデザイナー)も同様だった。

2025年F1第19戦アメリカGP
キャデラックF1チームのグレアム・ロードン代表(写真左)と、エグゼクティブエンジニアリングコンサルタントを務めるパット・シモンズ(写真中央)

 ロードンにとって、こうした経験と才能を得ることは極めて重要だった。なぜなら彼は、「F1はチームスポーツであり、世界最高のチームゲームであること」を信じているためだ。


「チームは人がすべてだ。そのためもっとも重要なことは、可能な限り最高の人材を獲得することであり、私たちはまさにそれを実行してきた」とロードン。


「短期間に何百ものポジションを適切な人材で埋めるのは容易ではない」と認めつつも、ロードンは「私たちが惹きつけている人材のレベルが非常に高いことは、非常に早い段階から分かっていた。そして、それが他の人材を惹きつけることにも繋がっている」と述べた。


「私が本当に嬉しく思っていることのひとつは、関わっている人材の多くが過去に一緒にレースをしていたものの、現場を一度離れてしまった経験豊富な人たちだということだ。人々がもっと活躍するために戻ってきてくれるのは、本当に素晴らしいことであり、ある意味、バンドが再結成されたようなものだ」



(Text:GrandPrix.com)


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