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ルクレールの元レースエンジニア、耐久レースなどを経てキャデラックF1に加入。11月のイモラでのテストにも参加

2025年12月24日

 キャデラックの野心的なF1プロジェクトは、フェラーリで約5シーズンにわたりシャルル・ルクレールのレースエンジニアを務めたことでよく知られているシャビエル・マルコス・パドロスとの契約により、新たな一歩を踏み出した。キャデラックの耐久レース活動に短期間貢献したマルコス・パドロスは、今後、同チームのF1デビューシーズンのチーフレースエンジニアを務めることになる。


 マルコス・パドロスは、キャデラックに豊富な経験をもたらすことになるだろう。フェラーリ在籍中、彼はルクレールを5回のグランプリ優勝に導く上で中心的な役割を果たし、スポーツ界最高のエンジニアとしての名声を確固たるものにした。

 彼の初期のキャリアには、HRTとウイリアムズでの仕事が含まれており、ウイリアムズではパフォーマンスエンジニアとしてフェリペ・マッサと緊密に協力した。マルコス・パドロスは、2024年シーズンの途中でルクレールのエンジニアから退いた後、2025年1月にキャデラックに移籍するまで、フェラーリでさまざまな技術職に就いていた。彼はV-Series.Rプログラムのテクニカルディレクターを務め、チームのWEC世界耐久選手権とIMSAへの取り組みを監督した。


 また、マルコス・パドロスは先月イモラで行われたキャデラックの最初のテストに出席していたと報じられている。そこではセルジオ・ペレスが2026年シーズンに備えて、黒塗りのフェラーリSF-23をテストしていた。

キャデラックのセルジオ・ペレス(フェラーリSF-23)
キャデラックF1チームとセルジオ・ペレスがイモラでテスト(フェラーリSF-23)

 キャデラックのレースエンジニア陣も経験豊富な人材で構成されている。1年間の休止期間を経てF1に復帰するセルジオ・ペレスは、元アストンマーティンのカルロ・パセッティのサポートを受け、一方バルテリ・ボッタスは元アルピーヌのエンジニアであるジョン・ハワードと組むことになる。またチームのサポートドライバー体制は、元インディカー王者のシモン・パジェノーを初め、ピエトロ・フィッティパルディ、チャーリー・イーストウッドがシミュレーションプログラムを担うことになる。


 マルコス・パドロスがレースエンジニアリングの指揮を執るキャデラックは、本格的な競技者としての地位を確立しており、F1と耐久レースのトップクラスの才能を融合させ、初シーズンに向けた準備を進めている。

シモン・パジェノー(キャデラックF1)
キャデラックF1のシミュレータードライバーを務めるシモン・パジェノー(キャデラックF1)


(Text : autosport web / Translation:AKARAG)


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