最新記事
- 事故による修理費を最も多く負担させたドライ...
- インディカーからF1への道が広がる。スーパー...
- スーパーフォーミュラテスト参加中のドゥーハ...
- アブダビテストでレーシングブルズの新ペアが...
- マルコの言動に見えた、レッドブル離脱の予兆...
- ヘルムート・マルコがレッドブル離脱の決断を...
- レッドブル加入のハジャーが2026年の準備「新...
- ピレリ、2026年用のF1タイヤを発表。18インチ...
- 2026年F1タイヤ&若手テストに25人参加、レギ...
- 岩佐歩夢、レッドブルで121周を走り総合5番手...
- 【タイム結果】アストンマーティ育成のクロフ...
- レッドブル、20年以上にわたってチームを支え...
事故による修理費を最も多く負担させたドライバーは?『F1チャンピオンシップ・オブ・レッカーズ』
2025年12月11日
2025年シーズンの『チャンピオンシップ・オブ・レッカーズ』を制したのはどのドライバー? 同国出身フランコ・コラピントの動向に一喜一憂してきたアルゼンチン国内大手モータースポーツサイトの『carburando.com』は、2025年F1最終戦アブダビGP終了後の興味深いランキングと、コラピントが所属するBWTアルピーヌF1チームの来季に向けた情勢を注視している。
ヤス・マリーナ・サーキットで開催された2025年F1最終戦にて、今季のF1ドライバーズチャンピオンシップの優勝者が決定した。この最終決戦、タイトル候補3名による直接対決にて、ランド・ノリス(マクラーレン)が3位表彰台を獲得。優勝を飾ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にドライバーズランキングで2ポイント差をつけ、自身初のチャンピオンに輝いた。
しかし、シーズン終了後に注目されるもうひとつの要素は『チャンピオンシップ・オブ・レッカーズ』の優勝者、つまり“年間を通して事故による修理費をチームに最も多く負担させたドライバーは誰か?”という点だ。このランキングはアメリカの掲示板型ニュースサイトである『Reddit(レディット)』ユーザーの“Dense-Strategy-867”によって作成され、各レース後に更新されてきた。
それによると、興味深いことにマクラーレンのイギリス出身ドライバーは総額289万9000ドル(約4億5400万円)で3位につけている。一方の2位はシーズン中盤にレッドブルへ昇格した角田裕毅で、手懐けるのに苦心したRB21の修理費用は349万7000ドル(約5億4800万円)となった。
そして栄えある(?)1位はガブリエル・ボルトレート(ザウバー)で、その総額は397万6000ドル(約6億2300万円)に。彼は記憶にも新しい地元ブラジル・インテルラゴスでの衝撃的なクラッシュの後、予想どおりトップに躍り出た。
一方、第7戦のエミリア・ロマーニャGPでアルピーヌのセカンドシートを獲得したコラピントは、総額187万7000ドル(約2億9400万円)で9位、チームメイトのピエール・ガスリーは132万7000ドル(約2億800万円)で14位となった。また、このフランスチームのドライバーとして序盤の6戦に出場したジャック・ドゥーハンは214万4000ドル(約3億3600万円)で7位に位置している。



このエンストンを拠点とするチームは、年間を通して最も多くの資金を投入し、シーズンを通して3名のドライバー全員で総額534万8000ドル(約8億3800万円)を費やし、マクラーレン(507万1000ドル/約7億9400万円)、ザウバー(501万5000ドル/約7億8600万円)の上位2チームに大きく差をつけた。これにレッドブルとフェラーリが続き、メルセデスは最も少ない修復費用でシーズンを乗り切っている。
そんな各チームは2026年に向けたドライバーラインアップの計画を開始しており、苦戦を強いられたこのフランスチームはパワーユニットをルノーからメルセデスに変更し、F1に迫る急激なレギュレーション変更(DRSの廃止や新規定の車体、強化されるハイブリッド機構など)への適応を狙う。
情報筋によると、アルピーヌは最近マクラーレンの育成プログラムを去ったばかりのルーキー、アレックス・ダンの獲得を目指しており、ダンと代理人はここ数週間でフラビオ・ブリアトーレと会談の機会を持ったようだ。
フルタイムF1ドライバーになるために必要なFIAスーパーライセンスポイントをまだ取得していない20歳のダンは、今季のFIA F2で合計150ポイントを獲得しランキング5位でシーズンを終えた。
一方でガスリーが19位、コラピントが20位で2025年のF1シーズンを終えたアルピーヌは、劇的な変化が予想されるカテゴリーの新時代に向け「より良いマシンを投入する」と宣言した。
「アルピーヌF1チームにとって、長く厳しいシーズンが終わった。予想外の厳しい一年だったが、私たちは諦めずに前進し続けた」とチームの公式コミュニケーションチャンネルで語ったのは、マネージングディレクターを務めるスティーブ・ニールセン。
「私たちは新車の開発に全力を尽くしており、困難な時期にも関わらず、チーム全員のプロ意識と献身的な姿勢に感謝したい。より良い時代が来ているし、冬の間に私たちはより団結する。2026年にはより良いマシンでサーキットに復帰し、チームをかつてのレベルに戻したい。皆さん、良い休暇をお過ごしください。そして充分に休息を取り、また新たなスタートを切りたい思う」
そのメッセージと刻を同じくして、ランキング最下位に終わったコラピントは自身のソーシャルメディアを通じ「A525、さようなら」と思いを綴った。
「リセットしてゼロからスタートし、2026年に向けて準備を進めていきたい。チームの皆、この最初の1年間をともに過ごしてくれて、本当にありがとう」



(autosport web)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


