最新記事
- 【F1カタールGP決勝の要点】パパイヤルールへ...
- フェルスタッペン逆転勝利。マクラーレン失策...
- 【順位結果】2025年F1第23戦カタールGP 決勝
- 「選手権2位を確実なものにしたい」「スプリ...
- 「今季10回目のQ3進出。本当に嬉しい」「グリ...
- 「チームとして機能できてよかった」好スター...
- ピアストリ復活。“F1に来て一番楽しめた”マシ...
- ピアストリが復調、今季6回目のポール獲得。...
- 【正式結果】2025年F1第23戦カタールGP 予選
- ピアストリが危なげない勝利でノリスとの差を...
- 【正式結果】2025年F1第23戦カタールGP スプ...
- シートを巡る報道を打ち消すような走りで僚友...
【F1カタールGP決勝の要点】パパイヤルールへの執着か。2台同時ピットを避け、勝利を失ったマクラーレン
2025年12月1日
「やれることはすべてやった。あれが精一杯だった」。決勝レースを2位で終えたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がそう話した際、彼に笑顔はなかった。
インタビュアーを務めた元F1ドライバー、マーティン・ブランドルが「戦略を分けるべきだったのでは? セーフティカー(SC)中にピットに入りたかったよね?」と問うと、「それはそうだよ。これからチームと話し合おうと思ってる」と、ピアストリは言葉少なに返した。
7周目のターン1で発生したニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)とピエール・ガスリー(アルピーヌ)の接触で、SCが導入された。この時点でピアストリが首位、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2番手、ランド・ノリス(マクラーレン)が3番手という状況だった。
フェルスタッペン以下、ほぼ全車がピットに向かう。ミディアムタイヤスタート勢にとって7周目でのピットインは早すぎるタイミングだったが、タイムロスを最小限に抑えられるチャンスを逃す手はない。しかしマクラーレンの2台は、SC中のステイアウトを決めた。
チームにしてみれば、2台同時にピットに入れれば、後ろのノリス(ドライバーズ選手権首位)が待たされ、順位を落とす恐れがある。おそらくそう考えて、ステイアウトさせたのだろう。しかし首位のピアストリ(ドライバーズ選手権2位)だけでも、ピットインさせる手はあったのではないか。
しかしチームは「ふたりをあくまでフェアに戦わせる」という通称パパイヤルールに、今回もこだわったということなのだろう。
ただSCが出た直後、首位ピアストリと3番手ノリスには、5秒前後のタイム差があった。そこから両者の差は徐々に縮まっていったわけだが、その間にはフェルスタッペンがいたわけで、4秒ほどのマージンはあったはずだ。
だとすればたとえSC中に2台がダブルピットストップを敢行したとしても、後ろのノリスが大きく待たされることはなかったのではないか。少なくともピアストリだけでも入れていれば、危なげなくポール・トゥ・ウインを飾った可能性は高い。しかしパパイヤルールにこだわるチームは、それをしなかった。
その結果、フェルスタッペンはこの週末だけで30点を稼ぎ、選手権首位ノリスとの差を前戦ラスベガスGP終了時の24点差から、12点差まで一気に詰めた。ピアストリも24点差から16点差まで縮めたものの、選手権3位に後退した。
タイトル争いは、確かに依然としてノリス優位の状況だ。しかし純粋なマシン戦闘力では圧倒的に優れていたはずのカタールGPを、マクラーレンは勝つことができなかった。ひたひたと迫るフェルスタッペンの脅威を感じながら、彼らは今週末の最終戦アブダビGPを迎えることになる。


(Text:Kunio Shibata)
関連ニュース
| 11/28(金) | フリー走行 | 結果 / レポート |
| スプリント予選 | 結果 / レポート | |
| 11/29(土) | スプリント | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 11/30(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 390 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 366 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 366 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 294 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 226 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 152 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 137 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | アイザック・ハジャー | 51 |
| 10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 49 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 756 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 431 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 391 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 378 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 121 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 90 |
| 7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 73 |
| 8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 72 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 68 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


