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スパ・フランコルシャンのコントロールタワーが建て替えに。完成予定は2026年6月
2025年11月21日
スパ・フランコルシャン・サーキットのシンボルでもある、慣れ親しんだコントロールタワーが取り壊され、来年2026年6月の開業に向けて新しいタワーの建設が始まった。
■ル・マンの“前哨戦”には間に合わず
旧タワーの取り壊しが始まった10月23日から2週間後の11月6日、スパのメディアセンターにおいて、関連企業や地元の報道陣向けに新タワーに関する記者会見が行われた。
この会見では、3代目となる新タワーの建設に関して2024年4月より地質調査をはじめとするさまざまな調査が行われ、建物のデザインや施工会社の入札などを経て着工に至ったことが説明された。また、モビリティや車両サービス、文化、芸術、イベント、不動産など、さまざまな分野で事業を展開するベルギーのリエージュに拠点を置くUhodaグループがスパと提携。同グループが命名権を獲得したことにより、新タワーの名称が『Uhodaタワー』となることも明らかにされた。
2026年6月に完成予定のUhodaタワーの1階と2階部分には、レーシングドライバーやSIMレーサーのパフォーマンスや技術の向上を目的とする、ハイレベルのシミュレーションセンター『VIRTEX』が設置され、上階はビジネスや観光に利用されるという。
老朽化した旧表彰台も刷新され、臨場感溢れるオールージュが一望できる最上階にはルーフテラスを設置するなど、年間を通して数多くの稼働を目標としている。


完成予想図を見ると、新タワーはシルバーを基調としたシンプルな建物で、スポンサー名の『Uhoda』のロゴが確認できる。これまで、サーキットの正面入り口から徒歩で入る場合には、地下の狭い通路を通る必要があったが、タワーと直結の通路も新たに開設されるとあり、混雑緩和と利便性も備えているようだ。
2代目となる旧コントロールタワーは1985年から稼働してきたが、昨今は老朽化と手狭なごともあり、かなり前からコースマーシャルの休憩場所や事務所などに利用されているのみで、オフィシャル関係やレースコントロールなどの役割はF1ピットのメインの建物に集約されている。そのため、工事の期間においてもレース運営には大きな支障をきたすことはない。
今季2025年に開催されたWEC世界耐久選手権のスパ戦や、伝統のスパ24時間レースの際には、長年親しまれた旧タワーの取り壊しに関して、数多くのモータースポーツ関係者から惜しむ声が寄せられていた。
さまざまなイベント機能を備えた新タワーの開業予定は、前述のとおり来年6月。ル・マンの“前哨戦”となる5月のWECベルギー・ラウンドには間に合わないが、スパのビッグイベントのひとつで6月末開催スパ24時間レースを皮切りに7月のF1など、数多くのイベントでスパを訪れる観客をもてなす場所のひとつとなる。
スパでは数年前から、旧ピットロードの正面に位置するスタンドやオールージュのスタンド、ショップなど、老朽化した部分の建て直しを順次行っており、コントロールタワーの建て替えもその一環として行われている。

(Midori Ikenouchi)
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