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49点差で追うフェルスタッペン、タイトルには相当な運が必要「できることはあまりない。深く考えずに最善を尽くすだけ」
2025年11月21日
F1ラスベガスGPフリープラクティス前夜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2025年F1ドライバーズタイトル争いの正念場を迎えながらも、非常にリラックスした様子を見せた。
フェルスタッペンは、シーズン最後の3レースへのアプローチは「いつもと同じであり、特に変わることはない」と強調した。ポイントリーダーであるマクラーレンのランド・ノリスとのポイント差は49点と大きいため、プレッシャーを感じる理由はないという。

「あまり深く考えていない。なぜなら自分にできることはそれほど多くないからだ」とフェルスタッペンは言う。
「勝利の可能性を保つためには、最後まで相当な運に恵まれる必要がある。だからそのことは考えていない」
ブラジルでレッドブルは、予選で極めて不調だったにもかかわらず、驚異的な回復を遂げた。その事実は、サマーブレイク以降、RB21に見られる上昇傾向が続いていることを示している。フェルスタッペンもこの見方に同意している。
「ブラジルを振り返ると、そうだと思う。レースペースはかなり良かったからね。もちろん、もっと前方からスタートしたかったが、同時に楽しかった。集団のなかを駆け上がり、最終ラップまで戦い続けることができ、良い時間を過ごした。2位争いだったが、とても楽しかった。今週末も競争力を発揮できることを願っている」
最近の傾向について尋ねられると、フェルスタッペンは「最近、週末が本当にうまくまとまってきている。今年の中盤とは明らかに少し違う」と答えた。自分のパフォーマンスについては、「毎年成長し、過去の失敗や、もっとうまくやれたはずだと思う週末から学ぶ。それは誰にでも当てはまる」と述べた。

ノリスのタイトル獲得の可能性が高まっていることに話が及ぶと、フェルスタッペンは、以前友人のノリスに対して、いずれチャンピオンになると話したことがあると語った。
「去年そう言ったんだ。嘘は言っていない。今シーズンの状況を見れば明らかだ。時には少し辛抱し、自分のタイミングを待つ必要があるだけだ」
自身の今季タイトルの可能性について再び聞かれると、フェルスタッペンは「最後まで相当な運があってこそ可能だが、それについては考えていない。ポイント差は大きい。ただ良い週末を過ごし、最後まで良い週末を過ごせるようにしたい。そしてアブダビの後、いったん区切りをつけ、少し休みを取り、来年また挑戦する」

(Text : GrandPrix.com)
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| 1位 | ランド・ノリス | 390 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 366 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 341 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 276 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 214 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 148 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 122 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 43 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 43 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 756 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 398 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 366 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 362 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 82 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 72 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 70 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 62 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
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