F速

  • 会員登録
  • ログイン

キャデラック&フェラーリのテストが順調に終了。ペレスが3レース分を周回、パフォーマンスは健在

2025年11月17日

 セルジオ・ペレスは11月13日と14日、キャデラックF1チームのテストに参加し、2023年型フェラーリSF-23でイタリア・イモラを走行、1日半にわたるプログラムを実行した。このテストは、2026年に参戦する新チームであるキャデラックの準備として、同チームとパワーユニット(PU)サプライヤーであるフェラーリが共同で実施した。

 キャデラックにとって、今回のテストは、フェラーリ製パワーユニットとギヤボックスのすべてのシステムの作動を確認し、さらにレースクルーが現場環境で初めて共同作業を行う機会となった。


 初日は順調に進み、ペレスはオールブラックのSF-23で周回を重ね、タンブレロ・シケインでのコースオフ以外に大きな問題はなかった。この日のプログラムは、ショートランが中心で、11カ月ぶりにF1マシンに乗るペレスが、初めて運転するマシンに慣れることと、チームがピットでのセットアップ変更の訓練を行い、作業の効率を高めることが目的とされた。

セルジオ・ペレス(キャデラックF1)
セルジオ・ペレスがキャデラックF1チーム&フェラーリのテストに参加

 2日目にはペレスは91周を走りこんだ。予選シミュレーションを実施するとともに、24周のスティントもこなし、復帰に向けてリズムを取り戻していった。午後3時過ぎにはプログラムが終了し、フェラーリのメカニックたちはマシンをマラネロに持ち帰った。


 スティント中のラップタイムは1分22秒台で一貫しており、ペレスは、スピードもタイヤマネジメント能力も失っていないことを示した。最速タイムはショートランの中で記録した1分17秒強で、このタイムはこの寒い時期のアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリでは、悪くないラップタイムだった。


 今回のテストでペレスは、レース3回分の距離に近い900km強の距離を走り込んだ。チームはピットストップの練習やスタートシミュレーションも行い、ドライバーとエンジニアリングチームにとって、フェラーリのメカニカルシステムを理解する助けとなった。

 当日は、チーム代表グレアム・ロードンが立ち合い、元ハースのピーター・クローラがオペレーションの指揮を執った。トラックエンジニアリングチームを率いたのは新たな顔ぶれで、シャルル・ルクレールの元レースエンジニア、シャビ・マルコスだった。マルコスは2026年から同様の役割を担う予定であり、フェラーリのレースチームで6年以上務めた彼の経験は、キャデラックにおいて非常に役立つものとみられる。



(Text : GrandPrix.com)


レース

11/7(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/8(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/9(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サンパウロGP終了時点
1位ランド・ノリス390
2位オスカー・ピアストリ366
3位マックス・フェルスタッペン341
4位ジョージ・ラッセル276
5位シャルル・ルクレール214
6位ルイス・ハミルトン148
7位アンドレア・キミ・アントネッリ122
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ43
10位アイザック・ハジャー43

チームランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム756
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム398
3位オラクル・レッドブル・レーシング366
4位スクーデリア・フェラーリHP362
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム82
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム72
8位マネーグラム・ハースF1チーム70
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー62
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号