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2026年F1に新カラーリング規則が導入へ。軽量化のための無塗装を制限

2025年11月15日

 2025年最後のF1コミッション会合が11月14日、ロンドンで開催され、2026年のレギュレーション変更について協議された。モナコだけに導入された「レース中2回のピットストップを義務付ける」というルールを全グランプリに拡大するという提案については決定が延期された。一方で、マシンのカラーリング、ドライバーカーナンバーについては規則が変更されることで合意された。

 2回のピットストップ義務化について、FIAは次のようにコメントした。


「グランプリにおける2回のピットストップの義務化を検討する提案が、タイヤ仕様の調整、タイヤ寿命の制限、およびレース中に3種類のコンパウンドを使用する案とともに議論された。議論の中心は、チームとピレリからの分析とシミュレーションに関するフィードバックだった」


「現時点では変更は合意されなかったが、このテーマに関する協議を2026年シーズン中も継続することが合意された」


 F1コミッションは、空力テスト制限(Aerodynamic Testing Restrictions=ATR)の変更についても議論した。現在の規則では、風洞とCFDテストの回数を、前年のコンストラクターズ選手権の順位に応じてチームごとに定め、シーズン半ばでその時点の順位に従ってリセットされる。


「空力テスト制限(ATR)の変更は、F1を、コスト面を考慮しつつ、現代の処理技術およびシミュレーション技術に対応させる形で検討されている」とFIAは述べている。


 一方で、今回合意された変更もいくつかある。そのひとつは、マシンのカラーリングについての規則だ。F1チームが重量削減のためにシャシーの大部分を無塗装のままにする傾向を受けて、2026年に向けて、カラーリングの最低表面面積が定められた。

オリバー・ベアマン(ハース)
2025年F1第21戦サンパウロGP オリバー・ベアマン(ハース)

「技術諮問委員会との協議を経て、2026年におけるカーリバリーの最低表面面積要件に関するテーマが議論された」とFIAは説明した。


「カーボンファイバーの地肌ではなく、塗装またはステッカーによるリバリーが、表面積の最低55パーセント(側面および上面から見た場合)を覆わなければならないことが合意された。この措置の目的は、車両間の視覚的差別化を高めることである」


 興味深いことに、ドライバーがキャリアを通して決まったナンバーを使用するという規則が見直され、ナンバーの変更が認められることになった。


 FIAは「2014年シーズンに導入されたドライバーの恒久的競技ナンバーに関する規則の変更が議論された。ドライバーがキャリア中にナンバーを変更することを許可する提案が合意された」と述べている。


 2026年に向けて、ドライビング冷却システム(Driving Cooling System=DCS)についても協議がなされた。これについては、システムの改善などについて、今後議論を重ねていくという。


「現行のDCSおよび冷却用ウェアの再設計案のほか、DCS使用時の車両重量許容量の増加が提案された。GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)と並行して、さらなるドライバーのフィードバックが求められる予定である」

クーリングシステムを着用するオスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2025年F1スペインGP クーリングシステムを着用するオスカー・ピアストリ(マクラーレン)

 今回合意された規則変更は、12月10日に行われるFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で承認された後に正式に決定する。


 なお、F1はグランプリウイークエンドのフォーマットに変更を加える計画を持っており、その提案がF1コミッションに提出されたものと考えられていたが、その件については今回の会合では議題として取り上げられなかったようだ。


 その提案は、2026年にキャデラックが加わり合計11チームになるため、予選Q1とQ2の時間を増やすこと、スプリントのフリープラクティスで赤旗が出た場合に延長を認めること、決勝の時間を標準化することの3点だ。決勝の時間は一部のレースは75分で終わるのに対し、2時間かかるレースもあるため、このような不一致を避け、レース時間を同じにするという提案がなされている。チーム側はこれらの案が来年取り入れられることを歓迎していないと見られていた。



(Text : GrandPrix.com)


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