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マクラーレンとパロウの裁判に、専門家証人として元F1チーム代表サフナウアーとクレア・ウイリアムズが出廷

2025年10月24日

 マクラーレンと4度のインディカー王者アレックス・パロウとの契約に関する訴訟において、かつてアルピーヌF1チームで代表を務めたオットマー・サフナウアーとウイリアムズの元代表クレア・ウイリアムズが、専門家証人としてロンドンの高等法院で証言を行った。


 マクラーレンは2024年に向けてパロウとインディカープログラムに関する契約を結んだが、パロウがその契約を破棄した。そのためにマクラーレンは彼に対し、損害賠償を求めている。

アレックス・パロウ
アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)

 サフナウアーはパロウの弁護団から専門家証人として召喚され、ウイリアムズはマクラーレン側の証人として出席した。


 裁判官が彼らに期待していたのは、マクラーレンとパロウが関係を終了する際に取った行動は、モータースポーツにおける通常の手続きであったか、グランプリレーシングにおける契約交渉の慣習に従ったものであったかを、F1における豊富な経験により説明することだった。しかし彼らの発言は、対立する側の弁護団から厳しく異議を唱えられた。


 サフナウアーもウイリアムズも、過去の経験、特にリザーブおよびテストドライバー契約の分野と、チームがそうした契約を提示する際の方法について、独立性を持って情報を提供していると主張した。


 しかし、マクラーレンの弁護士は、サフナウアーについて、CEOザク・ブラウンとの過去の対立関係を考慮すると、公正で独立した意見を提供する能力があるかどうか疑わしいと論じた。2020年にサフナウアー率いるレーシング・ポイントが、違法なパーツによりコンストラクターズポイントを剥奪された際、マクラーレンがFIAにより厳しい制裁を求めたという出来事があったのだ。


 さらに、オスカー・ピアストリがアルピーヌを離れてマクラーレンに移籍することを決めた際、サフナウアーがアルピーヌのチーム代表であったという事実を、マクラーレン側の弁護士は強調した。


「サフナウアーはオスカー・ピアストリの件で恨みを抱いている」とマクラーレンの代理人は言い、「ピアストリを失ったことに対する報復をマクラーレンとブラウンに浴びせようとしている」と主張した。


 クレア・ウイリアムズについては、パロウの弁護士は「マクラーレンの主張をただ繰り返しているだけだ」と非難した。


 ふたりの証人尋問により、審理は終了した。担当裁判官は、過去3週間にわたって提示されたすべての証拠を検討するために2週間の期間を定め、11月5日に双方の最終弁論を聞いた後、本件について判決を下す予定だ。



(autosport web)


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