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マクラーレン、シンガポールでの接触を検証、責任はノリスにあると認める。ピアストリ「ひいきがないことに満足」
2025年10月18日
マクラーレンの首脳陣は、F1シンガポールGPのスタート直後に起きたランド・ノリスとオスカー・ピアストリの接触について詳しく検証した結果、ノリスに責任があると断定した。
5番グリッドのノリスは素晴らしいスタートを切り、ターン3でピアストリのイン側に強引に飛び込んだが、前を行くマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリヤに接触し、フェルスタッペンを避けようとして、アウト側のピアストリにもぶつかった。ノリスは3番手に上がり、その位置をキープ。ピアストリは4番手に下がってしまい、チームに対して不満を訴えたが、チームは順位を入れ替えるなどの介入はしないとピアストリに伝えた。

その結果、ノリスはポイントリーダーのピアストリの前でフィニッシュし、ドライバーズ選手権におけるポイント差を縮めることに成功した。
この件について、マクラーレンには、批判も多く寄せられた。チームはアメリカGP前に検証を行い、その結果、ノリスに非があったとの結論に達したと、ノリス自身が明かした。
「話し合いがあった。それは避けられないことだった。チームは今回の出来事について僕に責任があると判断した。僕自身、それは妥当だと思っている。その後、僕たちは、僕がどのような影響を被るかについて理解しようとした」とノリスは語った。
ノリスは、チームから何らかの罰を受ける、あるいは受けることになると警告を与えられたと受け取れる発言をしているが、具体的な内容については明かさなかった。
「あの時に起きたことより悪いことが起きないようにすることに焦点を当てている。僕としても、レース後にあのような論争を引き起こすような出来事を起こしたくはない。同時に、誰と競っていようと、それがオスカーであっても他の誰かであっても、僕は自分自身がレースから脱落するリスクを負うことになる。だからこそ、こうした事態は確実に避けたい」
「(今回のことで自分に及ぶ)その“影響”は必ずしもポジティブなものとは限らない。一方で、アンドレア(・ステラ代表)にとって明らかなのは、僕たちがこれまで築いてきたチームワークを維持することに重きを置くということだ。僕たちは数年前には最後列からスタートするようなチームだったが、今や最も強いチームへと成長した。そして他のどのチームよりも互いを高いレベルで刺激し合うふたりのドライバーがいる。それはこのチームワークによって達成されたんだ」

シンガポールでの接触によって不利を被ったピアストリは、チームがこの件について話し合いを行い、ノリスに責任があると認めたことに満足しているという。
「シンガポールで起きた出来事は、僕たちが望むレースのやり方ではない。ランドはその件について責任を認めているし、チームも同様だ。僕たちチームとして、1周目の展開は望む形ではなかったことは明白だ」とピアストリは言う。
「多くの議論を重ねたが、それはとても生産的なものだった。チームとしてどうレースを戦いたいかについては非常に明確だ。それは今後についても変わらない」
ピアストリは、マクラーレン首脳陣がノリスを優遇しているという一部の見方を否定し、「衝突の件では、最終的にランドに責任があるとされた。偏りやひいきがないことにとても満足している」と強調した。
さらにピアストリは、順位を人工的に入れ替えるような手法に否定的な考えを示した。
「あの場面でポジションを入れ替えるのが正しかったかどうかを判断するのはとても難しい。レース中に何が“公正”だったかを断定することはできない。ランドに責任があると判断されたのは、レース後だった」
「これからも(チームの方針は)何も変わらない。僕たちにはすでにその枠組みがあり、それに従ってレースを戦うことが求められている。シンガポールで何が起ころうと、それによって何かが変わることはない」

(Text : GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

