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「これほど早い時期の戴冠は素晴らしい成果」「予選でのマシンのいい感触を維持できた」/F1第18戦決勝コメント(2)
2025年10月7日
2025年F1第18戦シンガポールGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーたちが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)だ。
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(62周/62周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「スタートの第2フェーズでホイールスピンが出てしまい、そのせいでターン1までにふたつポジションを失ってしまった。そこからのレースは巻き返しのための戦いだった。肉体的にも厳しいレースだったけれど、自分の戦いぶりには満足している。ペースが良く、ルクレールに対して良いオーバーテイクを決めて、ひとつポジションを取り戻せた。もっと上位を狙えたとは思うが、5位でも悪くない結果だ」
「ジョージの素晴らしい勝利におめでとうを言いたい。見事な走りだった。チームにとって素晴らしい結果で、コンストラクターズ選手権における戦いへの大きな助けになる。またしてもメルセデスエンジン搭載チームがタイトルを獲得した。マクラーレン、そしてメルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズの皆に、タイトル獲得おめでとうと言いたい」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(62周/62周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「このチームを本当に誇りに思う。僕たちは2年連続でコンストラクターズ選手権を制した。チーム全員が非常に誇りに思っている。今年ここまでのシーズンは本当に素晴らしいものであり、これほど早い時期にタイトルを決められたのは素晴らしい成果だ。チーム全員に心からおめでとうと言いたいし、全ての努力に感謝している」
「僕自身のレースは少し難しいものになったが、チームとして一緒に振り返るつもりだ。これから少し休息を取り、アメリカに向けて気持ちをリセットする」
(『Sky Sports』に対してコメントし)「当然ながら厳しいレースだった。特に1周目は難しかった。まだリプレイを見ておらず、車内の映像でしか分からないから、これから確認しに行くつもりだ」
「接触する意図は全くなかったと思うが、実際に接触はあった。だからこそ、リプレイを見て、正確に何が起きたのかを確認する必要があると思っている」
「テレビカメラの映像をまだ見ていないから、何かを言う前に、まずそれを確認する必要がある」
「(気持ちを切り替えるには)この週末から学べることを整理して、改善できる部分を見つけなければならない。全体としてはとても良い週末だった。フリープラクティスも良かったし、予選も良かった。レースでは少し立ち上がりが遅かったかもしれないが、ペース自体はかなり良かったと感じている」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(62周/62周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「厳しいレースだった。全力を尽くしたし、かなり接近もしたが、マックスは今日は一切ミスをしなかった。何度かサイド・バイ・サイドの場面もあり、良いバトルができた。ジョージ(・ラッセル/メルセデス)に追いついてプレッシャーをかけたかったが、このサーキットではチャンスが本当に限られていた」
「それでも結果には満足している。マシンは速かったし、チームは2年連続でコンストラクターズ選手権を制した。今回の素晴らしい成功を成し遂げるために尽力したチームの全員に、心からおめでとうを伝えたい。彼らは本当に素晴らしい仕事をした。僕たちはこの成果をチーム一丸となって勝ち取った」
「チームとしてしっかりとこの勝利を祝ったうえで、残りのシーズンに向けてすぐに仕事へ戻るつもりだ」
(レース後の会見でピアストリとの接触について語り)「(レース序盤10秒間については)正直なところ、あまり覚えていない。スタートは良かったと思う。右側のグリッドの方が状態が良かったし、発進もうまくいったと思う。ターン1、ターン2で良い位置にマシンを入れることができた」
「オスカーのイン側に大きなスペースがあった。とても接近していたし、まだ路面の一部が濡れていて乾きかけだったから、かなり滑りやすかった。マックスのマシンのリヤにほんの少し触れてしまい、その影響で軽く修正が入ったが、それだけだ」
「結果的にふたつポジションを上げられたという点で良かったと思う。あの時に抜いていなければ、その後では絶対に抜けなかっただろう」
「グリッド上の誰であっても、僕と同じことをしたはずだ。大きなスペースがあれば、イン側にマシンを入れるのが普通だ。それを非難するような人は、正直言って、F1にいるべきではない」
「だから、自分のやったことに問題があったとは思っていない。もちろん、マックスとの距離を少し見誤ったのは確かだが、それもレースだ。実際、それ以外に何も起きていないし、どちらにしても僕はオスカーの前に出ていたと思う。なぜなら僕はイン側で、オスカーはアウト側のダーティーなラインを走っていたからだ」
「もちろん、見直してみる必要はあるし、自分にできた改善点があったか確認したい。チームメイトと接触するのは、正直いって一番避けたいことだ。そうなると君たち(メディア)から質問攻めに遭うだけだからね」
「僕も彼と同じように、何かを失う余裕はない。接触すれば自分だって損をするリスクがある。だから次はもっとうまくできるようにしたい」
「でも、FIAも問題なしと判断したし、チームもそう判断した。だから、それで終わりだ」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(62周/62周)
2番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード

「レース序盤はとても厳しいスタートになり、グリッドの僕の側はグリップがほとんどなかった。スタートで有利になり、首位に立つことを狙うためにソフトタイヤを選択したが、残念ながらうまくいかなかった」
「マシンのセットアップも望んでいた状態ではなかった。何が悪かったかは謎ではないけれど、後でしっかり分析する必要がある」
「僕が抱えていた最大の問題は、ダウンシフトとアップシフトにあった。ブレーキング時に出る症状はストリートコースでは望ましくないもので、走るのが簡単ではなかった」
「たとえバランスが完璧でも、このコースでは抜くのが難しいため、2位が今回達成可能なベストの結果だったと思う。最終スティントでは(ライバルたちより)タイヤが古く、管理が難しかったが、ランドを抑えることができた。それが重要だ」
「コンストラクターズチャンピオンとなったマクラーレンにおめでとうと言いたい。彼らはタイトルに値する。彼らがふさわしい結果を手に入れたことを、僕としてもうれしく思う」
「総合的に見れば、今回の週末には十分満足している。シンガポールは僕たちにとって得意なレイアウトではないが、今日は最大限の結果を出した。マシンへの理解も深まり、ここ数戦で確実に改善している。分析を重ね、次の週末にはさらに良い結果を出せることを期待している」
(『Sky Sports』から、ドライバーズタイトルへの希望を持っているかと聞かれ)「そのためには勝つ必要がある。支配的でなければならない。でも僕たちはそうではない。少なくとも今週末はそれができていなかった」
「だから、十分に追いつけていない。今日は勝たなければならなかったが、勝てなかった。そういうことだ。シーズン序盤で既に失ったポイントがあまりにも多すぎる」
「それは明らかだが、レースごとに見ていくしかない。できる限りのことは試した。このサーキットはまだ僕たちにとって得意な場所ではなく、マシンにとってもそうだと思う。それでも2位は素晴らしい結果だと思う」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(62周/62周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今夜の勝利には本当に満足している。このサーキットは、これまでの僕にとってあまり相性の良い場所ではなかったかもしれないが、それはおそらく自分自身に原因があったのだろう」
「週末の始まりは決して理想的ではなかったけれど、昨日の予選Q3ではマシンの感触がとても良くて、その勢いを今日まで維持することができた。とても長いレースだったので、チェッカーフラッグが見えた時は本当にうれしかった。最終的には、すべてをしっかりコントロールできていたと思う」
「今シーズンの目標は、コンストラクターズ選手権で2位を獲得することだ。今日の結果はその目標に向けて大きな助けになるが、まだ6戦残っている。達成するには最高のパフォーマンスを維持する必要があるだろう。オースティンとメキシコシティの連戦にもこの調子を持ち込めることを願っている」
「マクラーレンのコンストラクターズタイトル獲得、そして(彼らにパワーユニットを供給した)メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズにもおめでとうと言いたい」
(Text : autosport web)
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10/3(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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10/4(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
10/5(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

