F速

  • 会員登録
  • ログイン

ウイリアムズ2台が予選失格。DRSに技術規則違反が確認される/F1シンガポールGP

2025年10月5日

 10月4日に行われた2025年F1第18戦シンガポールGP予選にて、ウイリアムズ勢はアレクサンダー・アルボンが暫定12番手、カルロス・サインツが暫定13番手となった。


 しかし予選終了後の車検にて、ウイリアムズの2台に対し技術規則不適合が確認され、予選失格の裁定が下った。

 審査委員会によると、予選後の車検でウイリアムズ車のリヤウイングに設けられたDRS(ドラッグリダクションシステム)作動領域を測定したところ、DRS展開状態において、テクニカルレギュレーション(技術規則)で定められている最大制限値85mmを超過していることが確認された。


 F1ではテクニカルレギュレーション第3.10.10条g項において、「DRSが作動状態にある場合、翼幅に沿ったすべてのポイントで、リヤウイングプロファイルのふたつのセクションの最小ギャップは9.4mmから85mmでなければならない」と定めている。


 シンガポールGPの予選後、車検にてウイリアムズ勢の車両がともに、DRS作動状態の最大幅が85mmを超えていた。それに伴い、テクニカルレギュレーション第3.10.10条g項違反として、アルボンとサインツの2台は予選失格となった。


 ウイリアムズでは予選前にチームとして該当部分の測定を行っており、その際には許容範囲内だと確認していた。しかし、予選後にFIA国際自動車連盟の役員が実施した測定では、許容値である85mmよりも大きな隙間が確認されたという。また、ウイリアムズはこの裁定やFIAの測定方法などに異議を唱えることなく、予選失格を受け入れたとのことだ。


 なお、ウイリアムズは今回のシンガポールGPにテクニカルアップデートを持ち込んでいない。


 2台が失格を受け入れたことにより、予選でウイリアムズ勢2台の後方につけていた車両はそれぞれ繰り上がりとなる。予選を暫定15番手で終えていた角田裕毅(レッドブル)は、13番グリッドとなる見込みだ。


 2025年F1第18戦シンガポールGP、62周の決勝レースは5日の日本時間21時(現地時間20時)にスタートが切られる。

2025年F1第18戦シンガポールGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
2025年F1第18戦シンガポールGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
2025年F1第18戦シンガポールGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)
2025年F1第18戦シンガポールGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)


(Text:autosport web)


レース

10/3(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/4(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/5(日) 決勝 21:00〜


ドライバーズランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス299
3位マックス・フェルスタッペン255
4位ジョージ・ラッセル212
5位シャルル・ルクレール165
6位ルイス・ハミルトン121
7位アンドレア・キミ・アントネッリ78
8位アレクサンダー・アルボン70
9位アイザック・ハジャー39
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム623
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム290
3位スクーデリア・フェラーリHP286
4位オラクル・レッドブル・レーシング272
5位ウイリアムズ・レーシング101
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号