マクラーレンがまさかの予選7&9番手。ノリス「先頭で出るという賭けが裏目に」ピアストリ「どこですべてが狂ったのか」
2025年9月21日
2025年F1アゼルバイジャンGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスは7番手、オスカー・ピアストリは9番手だった。
黄旗、赤旗が頻発する予選で、Q2はスムーズに通過したマクラーレンふたりだったが、小雨が降り始めたQ3は予想外の展開になった。ピアストリは1回目のランで、上位タイムを記録できそうだった時に赤旗が出たため、ノータイムのままピットに戻った。そして、セッション再開後の2回目のランでは、自身がターン3でクラッシュしてしまい、その結果、Q3タイムを記録できずに終わった。

ノリスは2回の赤旗の影響でノータイムのまま、最後の1回のアタックにかけることに。ノリスは最初にコースインし、前に空間がある状態で走るが、小さなミスが続き、ターン15のウォールに軽く接触したこともあり、最終的に7番手という結果にとどまった。タイトル争いのライバル、ピアストリが沈んだことは、ノリスにとって大きなチャンスだったが、それをあまり生かせなかったことになる。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 1番手(1分41秒223/19周/ソフトタイヤ)
予選 7番手(Q1=1番手1分41秒322:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分41秒396:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分42秒239:ソフトタイヤ)

「特に最後のラップは乱れてしまい、十分な出来ではなく、難しい予選だった。小雨が降ったり、路面コンディションの難しさもあり、どこまでリスクを取るべきか、判断が難しかったが、今回は思うような結果が出なかった」
「明日に目を向ければ、ペースは良さそうなので、今日失ったポジションを取り戻せるように全力を尽くしたい」
(予選直後のインタビューで語り)「もちろんポールポジションを獲りたかった。でも最後のランで十分に速さがなかった。それまでは調子が良かったので、またクラッシュが起きてもラップタイムを記録できるよう、コースに最初に出るというリスクを取った」
「でも、雨が少し残っていて、路面状態は厳しいものだった。勝つときもあれば負けるときもある。最終ラップでウォールにヒットしたが、それは小さなミスだった。先頭でコースに出たことで、路面コンディションが厳しく、代償を払うことになった」
「このコースでオーバーテイクをするのはかなり厳しい。(ポールを獲得した)マックス(・フェルスタッペン/レッドブル)は、週末を通して速さを見せている。明日勝利を目指すのは現実的ではないかもしれないが、もちろん最大限のポイントを狙うつもりだし、オーバーテイクを仕掛けていかなければならない」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 3番手(1分41秒477/21周/ソフトタイヤ)
予選 9番手(Q1=7番手1分41秒839:ミディアムタイヤ/Q2=3番手1分41秒414:ソフトタイヤ/Q3=9番手 ノータイム)

「予選を残念な形で終えることになった。少しだけプッシュしすぎてしまい、その代償を払うことになった。マシンの感触は良く、ポールを争える状態だっただけに悔しい。僕たちにはペースがある。それを最大限発揮できるチャンスはまだ十分ある。明日どこまでできるか見てみよう」
(予選直後のインタビューで語り)「おそらく少しブレーキングが少し遅かったのだと思う。振り返って確認する必要がある。マシンの感触は良く、ペースもあっただけに、こうした形で終わってしまったのは残念だ」
「今日のどこですべてが狂ったのかを確認するつもりだが、今日はマシンに対する満足度は大きく改善していた。それは良いことだよ。明日は何とか挽回したい」
(autosport web)
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |





