ラッセル予選6番手、タイヤ選択の行き違いを悔やむ「もっと上位に行けたはず」アントネッリ「フェラーリは手強そう」
2025年9月7日
2025年F1イタリアGPの予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは6番手、アンドレア・キミ・アントネッリは7番手だった。
メルセデス2台はQ1でミディタムタイヤを使用。ラッセルはミディアムでセッション最速タイムを記録、アントネッリは終盤ソフトに履き替えてQ2に進出した。これによりラッセルはQ3を新品ソフト2セットで戦うことができた。
しかしラッセル自身はQ3でミディアムを使いたかったという。チームとのコミュニケーション不足があり、ソフトで走ることになったということだ。
ソフト新品2セットで走ったラッセルは、2回目のアタックで1回目のタイムを更新できず、予選6番手。アントネッリは最後のランのみ新品ソフトで走り、ユーズドソフトで走った1回目より良いタイムを出したものの、7番手という結果になった。
予選5番手のルイス・ハミルトン(フェラーリ)がグリッド降格ペナルティを受けるため、ラッセルは5番グリッド、アントネッリは6番グリッドにそれぞれ繰り上がる予定。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 5番手(1分19秒515/19周)
予選 6番手(Q1=1番手1分19秒414:ミディアムタイヤ/Q2=4番手1分19秒287:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分19秒157:ソフトタイヤ)

「今日の結果については、少し不満が残る。Q3でどのタイヤを使うかについてコミュニケーションが不足していた。最終的に、最後のセグメントで良い仕事ができなかった。Q1ではミディアムで最速、キミはQ2でソフトを履いて2番手だったことを考えると、6番手と7番手以上を狙えた可能性はあったはずだ」
「ただし(ハミルトンの)ペナルティの影響で、明日は5番手からスタートできる。ここでは全員が低ダウンフォースのウイングを使うので、オーバーテイクが難しい。僕たちのすぐ前にはシャルル(・ルクレール/フェラーリ)がいる。そしてフェラーリはストレートでとても速い」
「したがって、ポジションを上げるためには、訪れるチャンスを必ずものにする必要がある。順位を上げることができればいいね」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 9番手(1分19秒696/24周)
予選 7番手(Q1=11番手1分19秒747:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分19秒245:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分19秒200:ソフトタイヤ)

「ここ最近の予選と比べれば、はるかに良い結果だ。FP2で(コースオフしたために)走行時間を失ったので、スピードを取り戻す必要があった。トップに近いところからスタートできるのは良い成果だ」
「今日の展開には満足できるが、さらにパフォーマンスを引き出せた可能性もあった。最後のラップはベストではなかったので、もっと上の順位からスタートできたかもしれないが、それでも全体としては良いセッションだった」
「フィールド全体がとても僅差だ。また、この週末はセッティングの選択により、フェラーリに対してストレートスピードで若干の不利を抱えている。ここはもともと追い抜きが難しいので、6番手から大きく順位を上げるのは容易ではないだろう。それでも、自分たちのレースペースには期待を抱いている。日曜にはそれを生かしてポジションを上げ、良い結果を持ち帰りたい」

(autosport web)
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

